風疹

2017/08/05

妊活中のため、子どもの風疹感染を防ぎたい!

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊活中のため、子どもの風疹感染を防ぎたい!

妊婦さんが特に注意しなければいけない病気の一つに、風疹が挙げられます。集団生活を送る子どもが風疹に感染しないか心配している妊活中のママから相談がありました。専門家はどのように答えているでしょうか。

妊活中のママからの相談:「プレスクール先で風疹が出ました。子どもへの感染を防ぐ具体策を教えて下さい。」

妊活を始めて3カ月です。3歳の長男は、週に2回、近くの幼稚園のプレスクールに通っています。先日年中さんのクラスで風疹にかかった子がいて、数人が幼稚園をお休みしていると聞きました。プレスクールの教室と年中さんのクラスの教室の建物は別の建物ですが、園庭は同じでよく年中さんとも一緒に遊んでいます。また、トイレも共通のトイレを使っています。風疹のウィルスを予防する具体的な策はありますか?また風疹のウィルスは、空気感染するのでしょうか?(30代・女性)

予防接種していれば感染する可能性は低い

予防接種していれば風疹ウィルスに対する免疫を獲得できていますが、妊娠を希望している場合は家族の不顕性感染に注意が必要です。

風疹のウィルスに対しては、予防接種でかなり高い確率で免疫を獲得できると考えられています。お子さんも予防接種を受けていれば、基本的には風疹に対しての抵抗力はあると思います。風疹の難しいところは、「不顕性感染」といって知らず知らずのうちにお子さんが罹患している可能性があることです。相談者さんは妊活中ということですので、ご自身がお子さんから風疹を知らずにもらっている可能性も加味して、かかりつけの先生に相談いただいた方がいいでしょう。(小児科専門医)

風疹は飛沫感染する

風疹の感染経路や潜伏期間、感染力を保有する期間について教えてくれました。

風疹ウィルスは空気感染はせず、飛沫感染します。そのため、おもちゃについた唾液や食事の口移しなどで感染が拡大する可能性もあります。予防接種を受けているお子さんの間でも、このような口移しが原因と考えられる保育園での集団発生例の報告もあるため、お子さんが物を不用意に口に入れることを避けたり食事の前に手洗いをするなど積極的に予防して下さい。(小児科専門医)
感染経路としては、空気感染ではなく飛沫感染で広がっていきます。多くは咳やくしゃみで唾液が飛ぶことや、手を介して起こります。飛沫感染とはいえ、数m程度の距離では容易にウィルスが侵入するので注意が必要です。しかし、近くにいてウィルスが体内に入っても必ず感染する訳ではありません。(医師)

予防接種を受けていれば基本的に風疹ウィルスに対する免疫は獲得できていますが、不顕性感染には注意が必要です。なお、風疹ウィルスは飛沫感染し、空気感染はしないようです。予防のためには、おもちゃなどを口に含ませないようにして食事前の手洗いを徹底しましょう。


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