単純ヘルペス感染症

2017/08/07

ヘルペスの発症を防ぐ生活習慣と家族への感染予防方法は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

ヘルペスの発症を防ぐ生活習慣と家族への感染予防方法は?

ヘルペスの発症を繰り返す子どもについての相談です。栄養など生活習慣に問題があるのでしょうか。また、下の子どもにうつさないためには、どうしたらいいのでしょうか。専門家の皆さんの意見を聞いてみましょう。

7歳児のママからの相談:「子どもにヘルペスが出来る原因と対処法とは?」

7歳になったばかりの娘ですが、2年程前から口の端にヘルペスが出来るようになりました。病院に行って塗り薬を処方してもらったのですが、ビタミンなど何か栄養素が足りないためにヘルペスが出来るのでしょうか?今後ヘルペスを発症させないために、生活習慣から改善出来ることはありますか?ヘルペスはうつると聞いたことがあり、5歳の弟にもヘルペスが出来るようになるのではと心配です。ヘルペスがうつらない対処法などもあれば、教えていただきたいです。(30代・女性)

発症予防:規則正しい生活と栄養バランス

体内にあるヘルペスウィルスが、免疫力が低下することで活性化してヘルペスが発症します。予防のためには、規則正しい生活と栄養バランスの取れた食事で免疫力を高めることが大切です。

口唇ヘルペスを予防するために大切なことは、寝不足などが無いように規則正しい生活を送ること、3食きっちりと栄養のバランスが取れた食事を摂取することです。サプリメントも一つの方法かもしれませんが、それよりもいかに毎日リフレッシュした生活を送るかの方が大切です。(小児科専門医)
ヘルペスウィルスは、一度感染すると完全に体内から死滅させることは出来ません。ウィルスの数が減少して免疫力・体力が備わることで、ヘルペスウィルスの活性化を予防しているに過ぎません。ビタミン不足は体調を崩して免疫力を低下させることになるので、発症の原因となりやすいです。(看護師)
ヘルペスの再発予防としては、免疫力や体力をしっかり保つことです。健康的な生活習慣を心がけて、免疫力を低下させないようにしましょう。(看護師)

感染予防:コップや箸、タオルの共有に注意

ヘルペスウィルスは、唾液を介して感染します。症状が出ている時には、コップや箸、タオルの共有を避け、手洗いを徹底しましょう。

ヘルペスウィルスの症状がない時は、皮膚表面に出ることはなく体内に潜んでいます。もし症状が出たと思ったら、同じコップを使用しない、もしくはしっかり洗浄して乾燥させる、同じタオルを共用しない、手洗いを徹底するなどの予防が重要です。(看護師)
家族間での感染を予防するためには、ヘルペスウィルスが接触感染であり唾液を介して感染が拡大することを皆が理解することが重要です。娘さんに口唇の症状などがある時には、食事の取り箸を共用しない、タオルも別にする、手洗いをしっかりするなどウィルスが混入している唾液との接触を避けることが対処方法として大切になります。(小児科専門医)

ヘルペスの発症を防ぐには、免疫力が低下しないよう規則正しい生活や栄養バランスに注意することが大切です。感染拡大を予防するため、症状がある時は手洗いを徹底してコップやタオルの共用を避けましょう。


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