乳歯

2017/08/15

乳歯の歯間がキツキツ!矯正した方が良いの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

乳歯の歯間がキツキツ!矯正した方が良いの?

永久歯は乳歯よりもサイズが大きめです。乳歯の時点で歯間が詰まり過ぎていると、永久歯の歯並びが悪くなる可能性があるのでしょうか。もし歯並びが悪くなった場合、いつ頃から矯正を始めるのが良いか相談がありました。専門家はどのように回答しているでしょうか。

6歳児のママからの相談:「乳歯の歯間がキツキツで永久歯が収まらない…歯列矯正をするべき?」

6歳の息子の下の歯が2本抜け後ろから大人の歯が生えてきましたが、明らかに大人の歯が収まるスペースがありません。今も少し斜めになっています。乳歯の時、歯間が詰まっていてキレイ過ぎる歯並びだったので、永久歯が生えてきた際にスペースが足らないようです。歯並びが悪くなり、矯正が必要になるのではないかと心配しています。歯の矯正はいつ頃から始めると良いでしょうか?やはり大人になってからではなく、子どものうちに矯正した方が良いのでしょうか?(30代・女性)

矯正の器具や方法は様々。まずは診断を受けましょう

子どもの歯の矯正方法は様々あり、お子さんの歯の状態や時期により異なります。保険適用に関しても症状によって異なるようですので、専門医で診断を受けることが勧められています。

顎の骨の幅に対し、永久歯のサイズが大きいとスペースが不足します。本来であれば生え変わり前の4歳頃から徐々に乳歯の歯並びが隙っ歯になってきますが、今の時点で歯間が詰まっているのはこの時期までに十分に顎が大きくならなかったからです。歯の大きさは遺伝的な要素も関与していますが、成長期の間なら装置を使って顎を広げて歯を並べることが出来ます。もしくは、歯を数本抜いて並べることになります。(歯科衛生士)
矯正の器具や方法は様々です。噛み合せが悪く機能的に問題があり矯正が必要と診断されれば、医療費控除の対象になります。矯正にかかった費用と交通費が年間10万円を越えると、医療控除を受けることが出来ます。しかし、機能的な問題が無いという診断の場合は保険が適応出来ないので、費用は50~100万と高額になります。(看護師)

生え変わりの時期に歯科で相談するのがベスト

歯列矯正を考えている場合、お子さんの歯が生え変わり始めた頃に専門医に相談した方が良いようです。

矯正治療の相談時期の目安は、上の前歯2本と下の前歯4本が生え変わった位の時期といわれています。その上で、治療が必要かどうか・どの方法を取るか・いつ始めるかを、実際に口の中の様子やレントゲン、遺伝的要因や噛み合わせなどを分析して専門医が決めます。すぐに治療をするかどうかに関わらず、まずそれくらいの時期に相談してみてはいかがでしょうか。(歯科衛生士)
歯並びが悪いと虫歯になりやすいですし、顎の発達にも影響を与えます。子どもの歯並びの矯正は、永久歯に生え変わる6~10歳頃からスタートするのが良いといわれています。乳歯の段階では、抜歯しなくても矯正器具で必要なスペースを作ることも出来ますし、顎の成長を促すことや抑制することも出来ます。矯正するなら早い方が良いでしょう。費用などについては、医師に相談して下さい。(看護師)

成長途中の子どもの場合、装置を使って顎を広げて歯を並べるなど大人とは違った方法を取るケースもあります。適切な時期に子どもに合った治療を行うために、まずは歯が生え変わり始めた頃に専門医の診断を受けてみてはいかがでしょうか。


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