中耳炎

2017/08/17

8歳児の中耳炎、いつも膿が溜まって切開に…他に治療法は無いの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

8歳児の中耳炎、いつも膿が溜まって切開に…他に治療法は無いの?

膿が溜まった中耳炎は、切開以外に治療法は無いのでしょうか。今回は8歳児についての相談です。中耳炎になるたびに膿が溜まっていつも切開することになり、麻酔無しの処置のため子どもが嫌がり見ているのも辛いと悩んでいます。

8歳児のママからの相談:「子どもの中耳炎の処置について」

8歳の子どもは、アレルギーや風邪で鼻水が出るようになると次第に耳に痛みが出て、中耳炎の症状が現れます。早い段階で耳鼻科を受診していますが、だいたい膿がたくさん溜まっていて切開することになります。麻酔もせずに毎回切開されるため子どもが受診を嫌がりますし、見ている私も胸が痛みます。近くには1カ所しか耳鼻科が無いので通い続けていますが、膿が溜まっていたら必ず切開するものなのでしょうか?切開以外の治療法は無いのでしょうか。(30代・女性)

軽いうちは抗生剤や鎮痛剤も。治療方針は経過を考慮し決定

治療方針はそれまでの経過を考慮して決まりますが、症状が軽い間は抗生剤や鎮痛剤などによる治療法もあるようです。

中耳炎の治療方法には、1.痛み止めや鼻水などの対症療法、2.抗生物質の内服や点滴、3.鼓膜切開、4.チューブ留置などのオプションがあり、お子さんのそれまでの治療経過を加味することが大切です。これを無視して治療方針を決めることは、困難です。お子さんの中耳炎は、比較的重症な部類に入るかと思われます。膿がある=切開ではないものの、それまでの経過を考慮した上での担当の先生の治療方針だと考えられます。(小児科専門医)
中耳炎の症状が軽いうちは抗生剤や鎮痛剤で治療出来ますが、膿が溜まってしまうと膿を取り出さなければなりません。慢性になってくると、鼓膜切開以外にも耳管通気療法・チューブ固定法が行われることがあります。どの治療方針を取るかは、医師の方針にもよります。(看護師)

切開は治りが早いメリットも。不安な気持ちは医師に伝えて

切開には、傷の治りが軽いというメリットがあります。不安に感じていることがあれば、医師に相談しましょう。

耳鼻科の先生は、中耳炎の治療にとても熟知されており必要十分な治療を行っていることでしょう。しかし、もしご両親が治療方針に不安を感じていらっしゃるのであれば、かかりつけの先生に相談するのが良いかと思います。不安を感じていることを伝えることも、お互いが納得した上での治療のためには大切なことです。(小児科専門医)
鼓膜切開に関連しては、様々なメリット・デメリットがあります。治療方針の決定にはお子さんの経過による部分も大きいため、医師とよく相談して下さい。(看護師)

症状が軽い時は抗生剤や鎮痛剤などの治療方法もあるようですが、治療方針はそれまでの経過を見た上で決定されます。治療に不安がある場合は、医師にその旨を伝え相談することが大切です。


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