冷え性

産後、腰の冷えと痛み。どう対処すれば良いの?

冷え症の方は、一度冷えるとなかなか温まらないと言います。冷えが強い時は、痛みさえ感じるようです。産後、手足だけでなく酷い腰の冷えに悩まされているママに、専門家はどのようにアドバイスしているでしょうか。

産後7カ月のママからの相談:「産後、腰の冷えと冷えからくる痛みが酷い。対処法を教えて」

元々手足が氷のように冷たく、靴下を重ね履きしてもカイロを着けても表面しか温まりません。芯から温まるのは、湯船に浸かった時から1時間程です。冷た過ぎて眠れない日が毎年あります。今年は産後なのか特に腰が冷え、腰痛に拍車が掛かっています。朝起きる時は腰を中心に全身が痛み、腰を触るとひんやり冷たくなっています。手足の冷えは何とか温めることが出来ますが、腰の冷えと冷えから来る痛みは、どう対処すれば良いのでしょうか。(30代・女性)

なぜ、冷えが起こるの?

冷えが起こる原因は様々です。①生活環境や睡眠リズムの変化に伴って、自律神経が乱れている ②女性は男性に比べて筋肉の量が少ないため熱の産生が少ない ③補正下着などにより締め付けが起こり、血液循環が悪くなる などが考えられます。(助産師)

下着による締め付けはない?

腰などの体幹が冷える場合、下着による締め付けが原因で血行不良が起きていることがあります。下着のサイズが合っているか見直してみましょう。

末梢でなく体幹の冷えで悩まれているようですが、下着の締め付け等はいかがでしょうか。一見関係が無いように思われるかもしれませんが、締め付けが強すぎると血液循環に支障をきたします。下着のサイズを見直し、腹部周りを温めるために、腹巻をするのも良いかもしれません。また、ストレスが溜まると自律神経にも支障があります。ストレスを溜めないようにしましょう。(看護師)

身体を温める物を食べ、運動やマッサージで血行を改善

食材には、身体を温める効果のある物と反対に身体を冷やしてしまう物がありますので、食材をよく選んで食べましょう。また、有酸素運動で血行を促進しましょう。

食事は、体を温めるゴボウや人参などの根菜・生姜・にんにく・ネギ等を温かい料理で召し上がってください。たんぱく質は熱に変わりやすく、筋肉を作る栄養素ですから、3度の食事に取り入れてください。ウリ科の野菜・キャベツ・トマト等は体を冷やします。また、オリーブオイルも一緒に摂ると、摂取した食べ物の温度が冷めにくくなると言われています。(産科婦人科・看護師)
冷え症の方は血行が悪くなっていますから、適度な運動で体を動かすようにしてください。普段、歩く時も複式呼吸を意識すると有酸素運動になり、体の中から温まります。外出する時はマフラーや腹巻、踝を覆う靴下を利用し、腰周りや首周りが冷えないようにしてください。湯船に浸かった時や、入浴後の体が温かい内に手足のマッサージを行ってください。特にふくらはぎのマッサージを行うと、全身の血行が良くなります。(産科婦人科・看護師)

冬は冷え症の方にとって特に辛い時期ですよね。普段から腰周りを冷やさないようにし、下着などの締め付けがないようにしましょう。また、身体を温める食材を摂り、有酸素運動をすると血行が良くなります。


2017/10/28

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