妊娠初期症状

2017/09/26

生理前は痛いくらいなのに…妊娠初期に胸の張りがないのは異常?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

生理前は痛いくらいなのに…妊娠初期に胸の張りがないのは異常?

妊娠初期に胸の張りを感じる人は、多いようです。今回は30代の女性からの相談です。生理前はうつぶせで寝られないほど胸の張りや痛みがあるようですが、妊娠時は全くなく、結果、流産したと言います。胸が張らなかったのは、何か異常があったからなのでしょうか。専門家に聞いてみました。

妊娠初期の症状についての相談:「妊娠初期に胸が張らないのは異常ですか」

生理が始まった小学生高学年の頃から、生理前に胸の張りと痛みがあります。ネットの情報を見ると、妊娠超初期症状に胸の張りがあるという意見が多い印象です。しかし以前流産した時は、生理予定日になっても胸がまったく張らなかったのですが、これはホルモンの異常だったのでしょうか?なかなか妊娠できず、無排卵の月もあり、その時は胸の張りがなかったように思います。排卵と胸の張りも関係あるのでしょうか?普段の生理前はうつぶせで寝るのも苦痛なほど痛みがあります。(30代・女性)

胸の張りと痛みの原因はホルモン。月経前症候群は病院で相談を

妊娠初期や生理前に胸の張りや痛みがあるのは、ホルモンが原因のようです。生理前の症状は婦人科で相談しましょう。

排卵後から生理が始まるまでは、妊娠の準備のためにホルモンバランスが変化し、乳腺が増殖を始めるため、胸の張りや痛みが出現します。これが「排卵と胸の張りの関係」です。胸の張りが起こるのは、プロゲステロンというホルモンの影響によるものです。(看護師)
生理に関連した胸の張り等の症状は、月経前症候群と呼ばれます。普段の生理で胸の痛みを感じ、うつ伏せで寝る事にも苦痛を伴うようなら、婦人科で相談してはいかがでしょうか。月経前症候群で悩まれる女性は多いですし、内服で症状が軽快し、煩わしさもなくなります。日々の生活習慣もホルモンバランスに影響を招きます。偏った食事、運動不足、ストレスや睡眠不足などあれば生活習慣を見直して、改善していくこともお勧めします。(血液内科看護師)

妊娠初期の自覚症状は人それぞれ。なくても異常なわけではない

妊娠初期の胸の張りは、必ず起きると決まったわけではありません。

妊娠に伴う症状と月経前症候群は、どちらも女性ホルモンが関連しています。胸の張りや痛みを自覚症状として感じる妊婦の方もいらっしゃいますが、皆が必ずしも感じるというわけではなく、感じなくても異常ではありません。(血液内科看護師)
妊娠初期症状として胸の張りが出現しますが、全ての人に出現するものでもありません。しかし、妊娠をしてもプロゲステロンの分泌は増加するので、多くの方が胸の張りを感じることになります。(看護師)
流産する原因は多くあります。流産した時期が妊娠何週目だったのかが分かりませんが、超初期であればプロゲステロンの分泌が充分ではなく、妊娠の継続ができず、乳腺の増殖が盛んではなかったため、胸の張りがなかったのかもしれません。(看護師)

妊娠初期に、必ず胸が張るわけではないようです。日々の生活もホルモンに影響しますので、生活を見直したり、婦人科を受診することで生理前の胸の痛みは改善が期待できます。


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