クラミジア

2017/09/24

クラミジア発症まで3カ月も無症状なことはある?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

クラミジア発症まで3カ月も無症状なことはある?

クラミジアは、一般的にも知られる性感染症の一つです。感染から発症までに3カ月かかったことを疑問に感じている女性から、相談がありました。専門家達は、どのように答えているでしょうか。

クラミジアの発症に関する相談:「最後の性交渉から3カ月経ってクラミジアの症状が出ました」

先日、右側の肋骨の下辺りに激痛を感じ、歩く振動で更に痛みが増したため救急外来を受診したところ、原因不明の痛みということで検査入院しました。1週間の入院中、胃カメラやCT検査や血液検査、婦人科の検査などありとあらゆる検査をしました。その間も痛み止めの抗生物質の点滴を打ち続け、痛みが引いたため退院することになりました。その退院の日に告げられたのが、痛みの原因がクラミジアだということでした。しかし私は現在恋人はおりません。最後の性交は、約3カ月前です。クラミジアは、1週間くらいで症状が出るものと思っておりましたが、3カ月も経って発症することはあるのでしょうか?(20代・女性)

無症状で過ごす人も多いクラミジア

クラミジアに感染していても無症状で経過する女性が多いため、知らないうちに感染域が拡大してしまうことがあるそうです。

クラミジアは、性交渉によって感染する性感染症です。症状が出るまでに時間を要し、クラミジアに感染しても無症状で経過する人もいます。相談者さんの場合は、最後の性交渉から3カ月経っていても、知らず知らずの内にクラミジアが身体の中に入り込み、炎症を起こす等して体を蝕んでいたのでしょう。(看護師)
クラミジアは症状が現れにくいこともあるため、感染に気づいた頃には感染域が広がっているということもあるようです。女性のクラミジア感染では、多くが無症状であるとも言われています。(看護師)

症状はおりものの変化など

クラミジアの症状と、感染を見逃してしまう理由を教えていただきました。

クラミジアの自覚症状には、おりものの増加やにおいがきつくなる、出血がある、行為の際に痛みを伴う等があります。(看護師)
陰部のクラミジア感染では、おりものが増えたりすることがありますが、女性はホルモンバランスや体調の変化によって、普段からおりものの状態が変化しやすいです。そのためクラミジア感染を疑わずに様子を見ることも多く、対処が遅れて感染拡大となることもあります。症状が出る場合も1~3週間の潜伏期間がありますが、症状が出ても気付かず放置してしまいがちです。3カ月以上感染に気付かないということも、珍しいことではありません。(看護師)

性交渉の際はコンドームの使用を

性感染症の予防のためにも、コンドームは重要です。

性交渉をする際のコンドームの使用は、妊娠を防ぐ以外に、クラミジアに感染しないためにも必要です。クラミジアは人によっては口腔内に存在し、コンドームを使用したとしてもディープキスやオーラルセックスを介してうつる場合もあります。(看護師)

クラミジアの自覚症状には、おりものの増加や性器の痒みなどがありますが、無症状の人も多いそうです。そのため、長期間感染に気が付かず、感染域が拡大してしまうことも珍しくありません。そのまま放置していると、異所性妊娠(子宮外妊娠)や不妊症を併発する恐れもあります。感染を防ぐためには、コンドームの使用が重要です。


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