妊娠後期のむくみ

妊娠中・産後のむくみが辛かった…効果的なむくみ予防とは?

妊娠中に多くの妊婦さんが体験するのが、辛いむくみの症状です。今回は過去に妊娠した時にむくみに苦しんだママから、次の妊娠に備えてむくみ対策に関する相談が寄せられました。

3歳児のママからの相談:「妊娠後期からのむくみ解消法について」

1人目が3歳になったので、そろそろ2人目を考えています。1人目の妊娠では、後期から両足のむくみが起こりました。産後もしばらく続いて、足に痺れと痛みもありました。対策として着圧ソックスを履いたり、足の下に布団等を入れて、高さを出して寝たりと工夫したのですが、改善されずとても苦労しました。当時、産院でも相談したのですが、特にアドバイスはいただけませんでした。2人目を希望している今、同じことが起こった時に、もっと効果的なむくみ解消法がないものかと考えております。何か良い方法があれば教えてください。(40代・女性)

むくみの原因、水分をコントロールすることが不可欠です

妊娠後期から、産後もしばらくむくみに苦しんだご様子の相談者さんですが、妊娠中はどうしてむくんでしまうのでしょうか。その原因と基本的な対処法を専門家に伺いました。

妊娠中は、赤ちゃんに栄養や酸素を送るためにママの血液循環量が増えます。また、大きくなった子宮に圧迫されて血液やリンパの流れが悪くなったり、運動不足になりがちなため、むくみが起こりやすくなります。(婦人科看護師)
むくみの原因は水分です。運動制限がない場合に限りますが、妊娠中もウォーキング等で身体を動かすのが有効です。歩くことで全身の血流が改善し、血流が改善すれば水分が腎臓で尿になって、体外へ排泄されやすくなるといわれています。(看護師)
塩分を多く摂り過ぎると身体に水を溜め込む原因になるので、塩分は控えましょう。食事の時、カリウムを含む食品を摂取すると、水分が体外に排泄されやすくなります。カリウムを含む食品としては、ほうれん草・バナナ・アボガド・納豆・昆布・わかめ・ひじき・イモ類等です。ぜひ取り入れてみてください。(看護師)
水分は制限せずきちんと摂取しましょう。利尿作用のあるタンポポ茶・ごぼう茶・黒豆茶等を選んで、1日に1500~2000mlを目安に飲むようにしてください。(婦人科看護師)
横になる時はむくんだ部分を高くして休んでください。体調が良い時は、散歩などの軽い運動を行い、ふくらはぎのマッサージを行って血行を良くしてください。(婦人科看護師)

着圧ソックスは効果があるの?

水分を適度に排出することがむくみ対策の第一歩のようです。では普段からむくみやすい人や、立ち仕事の人に愛用者の多い着圧ソックスは、むくみに効果があるのでしょうか。

前回の妊娠時に既に実践されていたようですが、着圧ソックスはむくみ解消に効果が期待出来ます。マッサージで足の血流を良くするのもおすすめです。(看護師)
着圧ソックスは確かに効果的ですが、履きっぱなしは血行が悪くなり逆効果になってしまいます。履く時は昼間だけ、寝る時だけと使い分けることが大切です。(婦人科看護師)

水分排出効果のある食品を意識して摂ることや、血行促進がむくみ対策の基本のようです。また着圧ソックスはむくみに効果がありますが、履きっぱなしにならないよう、時間を決めて着用するのがポイントといえそうです。


2017/09/27

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