膀胱炎

仕事柄トイレを我慢しすぎて膀胱炎に。良い対策はある?

トイレに行きたい時に行ければ良いですが、周囲の環境によってはそうはいかないこともあります。尿意は我慢しないようにとよくいわれますが、仕事柄、好きな時にトイレに行けず膀胱炎になってしまったという相談に、看護師さん達からのアドバイスです。

膀胱炎についての相談:「仕事中トイレに行けない環境です。良い膀胱炎対策はありますか?」

工場に勤務していますが、流れ作業なので自由にトイレに行くことが出来ません。トイレに行きたいと思っても我慢しなければならず、膀胱炎になってしまいました。かなり頻尿になってしまい、最近は排尿時に痛みも出ます。仕事とはいえ、トイレを我慢するのは身体に悪いと分かっていますが、具体的な対策として、すぐにトイレに行くことが出来ない状態でも、膀胱炎を治す方法や、なりにくい方法があれば教えて下さい。(20代・女性)

膀胱炎の原因と症状は?

膀胱炎とは、どのような原因で起こるのでしょうか。また、どのような症状がみられるのでしょうか。

膀胱炎は、尿道から細菌が入り、膀胱や腎臓まで侵入して増殖し、炎症を起こします。特に、女性は男性よりも尿道が短いため、細菌が入りやすいです。また、日頃から身体にいる常在菌であっても、体力が低下したりトイレに行く回数が減ったりすると膀胱炎になりやすいと言われています。(助産師)
膀胱炎の症状は、頻尿、排尿した時の痛み、排尿したのにスッキリしない(残尿感)、尿の色が濁っている、発熱があるなどです。(助産師)

十分な水分摂取と疲れを溜めないこと

膀胱炎は尿道から細菌が侵入して発症しますが、睡眠不足等で疲れが溜まるとなりやすいようです。膀胱内の細菌を体外に排出する必要があるため、水分を十分に摂って、たくさん排尿することが大切だと看護師さんは説明しています。

膀胱炎は尿道から細菌が侵入することで発症し、特に疲労や睡眠不足で体力や免疫力が低下している時になりやすいです。膀胱炎にならないために、排尿を我慢しない・水分をしっかり摂る・排泄時清潔にふき取る・疲労やストレスを溜めない・睡眠をしっかり取る等の工夫が大切です。(看護師)
トイレに行く回数を減らすために水分を制限すると、更に膀胱炎の発症を助長することになってしまいますし、また膀胱炎が進行すると腎盂腎炎に発展する可能性もあります。膀胱に侵入した細菌を排出して菌の繁殖を減らすためには、尿をたくさん出すことが重要です。(看護師)
このまま放置すると、慢性的な膀胱炎になる可能性があります。仕事中どうしてもトイレに行けないなら、勤務時間外で行ける時にしっかり排尿をしましょう。予防としては、しっかり睡眠時間を確保して体力・免疫力をつけ、陰部は自浄作用を残す程度に清潔に保つこと、水分摂取と排尿を我慢しないことです。(看護師)

出来れば病院を受診するのがベスト

軽度の膀胱炎なら、十分な水分摂取と排尿で自然治癒する可能性もあるようです。しかし、仕事中トイレに行けない環境では水分も思うように摂れませんし、一度病院を受診して、適切な治療を受けましょう。

細菌が膀胱内に侵入して炎症を起こす「急性膀胱炎」の状態にあるようです。これを治すには、病院を受診して適切な治療を受けることが望ましいです。 (看護師)

トイレを我慢すると膀胱内で細菌が増殖してしまい、ますます悪化する可能性があります。十分な水分摂取と排尿が膀胱炎の予防対策ですが、これ以上の悪化を防ぐため、まずは一度病院を受診した方が安心でしょう。


2017/09/18

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