膀胱炎

血尿が出ないと薬をもらえない…膀胱炎の受診のタイミングは?

膀胱炎に感染したら、いつ受診するのが良いのでしょうか。今回は40代の女性からの相談です。毎年膀胱炎になるという相談者ですが、痛みが出た段階で受診しても薬の処方はなく、血尿が出て再受診してやっと薬がもらえると言います。そのため、血尿が出てから病院に行ったところ、もっと早く来るようにと別の医師に言われました。膀胱炎の受診のタイミングについて専門家に聞いてみました。

膀胱炎についての相談:「膀胱炎で受診するタイミングについて」

ここ3年くらい、年2度ほど膀胱炎になります。排尿時に痛むので膀胱炎と分かりますが、そのタイミングで病院に行くと、水を飲んでしっかり休息を取るようにと言われ、薬は処方されません。その後いつも血尿が出て頻尿になり、再受診してやっと薬が処方されます。先日も同じような痛みがありましたが、今行っても薬はもらえないと思い、水を飲んで休息を取っていましたが、やはり血尿が出てしまいました。病院へ行くと、これまでとは違う先生に「ここまで酷くなる前に病院に来てください」と言われ、ショックでした。膀胱炎かもしれないと思った時は、どのタイミングで病院に行くのが一番良いのでしょうか。(40代・女性)

受診のタイミングは人それぞれ。薬はなくとも初期段階で受診を

膀胱炎の症状は人それぞれです。これまで薬の処方がなかったとしても、早い段階で受診した方が良いとの声が寄せられました。

一概にこのような症状だから受診した方が良いということはお応えしかねます。膀胱炎は自覚症状として、トイレの回数が多くなるほか、排泄した後でもお腹に残っている感じやすっきりしない感じ、排尿時の痛み、下腹部痛や違和感、発熱を自覚する方もいれば、全く症状がなく、膀胱炎になる方もいるからです。(看護師)
早期にしっかり対応しても悪化することはあり得ます。そこで「どのタイミングで受診するか」ですが、私は初期症状が出た時点で受診しても良いと考えます。早期に対処することで菌の繁殖が抑えられ、重症化するリスクが低くなります。同じ病気でも治療に対する考え方は医師によって個人差があります。(看護師)

水分を摂りトイレは我慢しないで。しっかり休んで免疫力維持も

予防には水分補給とともに、トイレを我慢しないことが大切です。免疫力維持のため、しっかり休みましょう。

普段からこまめに水分を摂り、トイレは我慢しない、疲れとストレスを溜めないなど規則正しい生活習慣が大切です。尿の色が赤とはいかないまでも、濃くなっている時は注意が必要です。膀胱炎かなと思ったら、水分をたくさん摂ってトイレを我慢しないようにしましょう。菌は尿と一緒に身体の外へ排泄できます。痛み等の自覚があるなら重症化を防ぐためにも、早めに医療機関を受診しましょう。(看護師)
膀胱炎の初期症状では頻尿と排尿時の痛みがあります。この段階で症状が軽ければ、対応次第で自然治癒が可能といわれます。対応とは相談者さんが初めに医師に指導された通り、しっかり水分を摂取し、排尿は我慢せず排泄することです。免疫力・体力を落とさないよう睡眠や休息をしっかり取ることも大事です。(看護師)

膀胱炎の症状は人それぞれで、治療方法は医師によって異なります。薬の処方がなくても、早めに受診しましょう。日頃から水分を摂り、トイレは我慢せず、しっかり休んで免疫力低下を防ぐことをお勧めします。


2017/09/30

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