妊娠中の病気・身体の悩み

2015/05/04

お腹の赤ちゃんへの電磁波の影響が心配です

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

お腹の赤ちゃんへの電磁波の影響が心配です

私達の日常生活に欠かせない便利な電化製品の数々。しかしこれらからは目に見えない電磁波が発生しています。お腹の赤ちゃんに電磁波の影響はないかと心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているのでしょうか。

妊婦さんからの相談:「電化製品の電磁波はお腹の赤ちゃんに影響を与えますか?」

妊娠して仕事をやめてから、家でテレビやパソコン、スマートフォンなどを見る時間が長くなりました。それらの電化製品から出る電磁波は、赤ちゃんに影響を与えますか。特にスマートフォンは赤ちゃんに近いお腹の位置で持ち、頻繁に使うので気になります。何か気をつける必要がありますか?それとも過剰に怖がらなくてよいものでしょうか。 (30代・女性)

電磁波の人体への影響は明確ではない

電化製品から発生する電磁波の影響により体調を崩す方もいますが、医学的な疾患としては認められていません。妊婦さんや赤ちゃんへの影響も明確にはなっていません。

最近はパソコンや携帯電話を使う機会が多く、これらから発せられる電磁波の影響で、頭痛や吐き気、眼精疲労、肩こりやめまいなどを起こす方がいます。電磁波過敏症、電磁波症候群と言われていますが、日本ではまだ疾患として認定されていません。他の電化製品からも電磁波は出ていますが、それらが妊婦や胎児に影響を与えるかどうかは、まだはっきりわからないのです。 (産科看護師)

もし症状があるなら、使用を控えましょう

もし電磁波の影響と思われる症状が出ているようなら、パソコンやスマートフォンの使用時間を減らしましょう。また症状は眼精疲労から起こることが多いので、できるだけ目を休めるようにします。

もし頭痛や吐き気、めまいなどの症状があるならば、妊娠を継続するうえで負担になるので、できるだけ電磁波を受けないほうがよいでしょう。対策としては、パソコンやスマートフォンの使用時間を減らすこと、定期的に遠くを見て気分転換をすることが挙げられます。さらに、電磁波症候群は眼精疲労からくることが多いので、目を温めたりして血行を良くし、なるべく目を休めるようにしましょう。(産科看護師)

神経質になる必要はありませんが、気になるようなら少し離れて

日常生活では神経質にならなくても大丈夫です。もし気になるようなら、強い電磁波を発生させる電化製品からできるだけ距離をとるようにすれば、安全性が高まり安心です。

電磁波を恐れるならば家庭電化製品が使えなくなりますが、そのような生活は現実的に不可能です。また神経質になるとストレスになり、赤ちゃんに良くない影響を与えかねません。気になるようでしたら、電磁波を出すものと距離を置いたり、使用時間を短くするとよいでしょう。(内科看護師)
日常生活の中で、特に神経質になる必要はありません。ただ気になるようでしたら、強い電磁波を出す電化製品、例えばホットカーペットやパソコン、電子レンジなどにあまり近づかないようにしましょう。数cm離れるだけで影響は少なくなりますし、1m以上離れると安全と言われています。電磁波予防のエプロンはありますが、お腹だけガードしても意味がないとして、あまり推奨されていないようです。 (産科看護師)

現状で赤ちゃんへの電磁波の影響はよくわかっていませんが、電化製品は生活に欠かせないものですから、気にしすぎてストレスになるのもよくありません。スマートフォンやパソコンは適度に目を休めながら楽しみましょう。


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