膀胱炎

2017/09/19

生理時は特に注意?膀胱炎の原因とかかった時の基本対策

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

生理時は特に注意?膀胱炎の原因とかかった時の基本対策

トイレが近くなったり排尿時に痛んだりと、膀胱炎はやっかいな疾患です。今回は、生理と膀胱炎が重なると痛みが強くなるという女性からの相談です。

膀胱炎に関する相談:「生理時、膀胱炎の痛みが酷くなります」

膀胱炎と診断されています。尿意を感じると下腹部にも痛みを感じていましたが、生理が来たら更に痛みが増しました。お腹を冷やさないように、水分を多めに摂るように心掛けていますが、他に気を付ける点はありますか。以前に同じ状況であまりに痛みが酷かったので、婦人科系の病院で診てもらって漢方を処方されましたが、強い効果があるものだったのか具合が悪くなって自己判断で服用を止めてしまいました。あのような薬を飲むべきですか。(20代・女性)

膀胱炎の予防と生理時の注意点

膀胱炎を予防するには様々なポイントがあります。また、専門家によると生理中は特に注意が必要なようです。予防のポイントを詳しく伺ってみましょう。

膀胱炎は大腸菌などの雑菌が尿道を通じて膀胱に進入し、膀胱内に炎症が起こるものです。女性は、尿道が短いことや、肛門と尿道口が近いため、膀胱炎になりやすい傾向にあります。お尻は前から後ろに向かって拭き、排尿の後も洗浄便座やお尻拭きシートで陰部を清潔にしましょう。(看護師)
膀胱炎の代表的な症状は頻尿・残尿感・排尿時痛です。生理痛と似た下腹部痛を伴う場合もあります。膀胱炎かなと思ったら水分を多めに摂って排尿を促し、排尿を我慢しないようにしてください。(看護師)
お腹だけではなく下半身全体を温めたり、身体を温める飲料(レモンティー・ほうじ茶・タンポポ茶・ごぼう茶・生姜紅茶等)を摂取したりすると冷え予防に効果的です。逆にアルコール・コーヒー・緑茶・牛乳等の過剰摂取は身体を冷やすので注意しましょう。(看護師)
生理中はエストロゲンの分泌が減り膣の酸性が弱まることや、ナプキンの着用で細菌が繁殖しやすい環境になるため膀胱炎になりやすいです。(看護師)
生理中は陰部を清潔に保ちナプキンをまめに交換しましょう。冷え防止や、睡眠・休息をとって体力を維持すること、バランスの取れた食生活も大切です。(看護師)

薬の副作用や中断は、ちゃんと医師に伝えましょう

以前、強い薬を処方されて自己判断で止めてしまったという相談者さんに、専門家から薬の服用に関するアドバイスをいただきました。

薬の副作用が出たり身体に合わないと感じたりした時は、服用を一旦中断して速やかに医師に相談しましょう。自己判断で治療を中断すると、完治前に再発したり慢性の膀胱炎になったりする可能性もあります。再受診して医師に指示を仰ぐのが安全です。(看護師)
薬でアレルギーが出たり、体調が悪くなったりした時は自己判断で中断しても良いですが、必ずその旨を主治医に伝えましょう。症状が治まらない場合は、薬や治療法を変えてもらわなければなりません。(看護師)
膀胱炎が疑われた場合は、早めに泌尿器科を受診するようにしましょう。抗生剤の服用で、すぐに症状は良くなります。(看護師)

まずは膀胱炎にならないように気を付けることが第一ですが、かかってしまったら抗生剤などでしっかり治すことが大切です。薬の服用中に気になる症状がある時は、医師に指示を仰ぐのが安心です。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加