便秘

2017/09/29

妊娠6カ月、便秘と下痢を繰り返します

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠6カ月、便秘と下痢を繰り返します

妊娠中は様々な体調の変化が起こります。妊娠してから便秘と下痢を繰り返すようになってしまった妊婦さんから、改善策や薬の使用について相談がありました。

妊娠中の便秘に関する相談:「繰り返す便秘と下痢に、薬で対処しても良いのでしょうか」

現在妊娠6カ月半ばを過ぎたところです。妊娠前は1日1回のお通じが当たり前でしたが、妊娠してからお通じの回数が減ってしまいました。3日ほど便秘になり、その後下痢になることを繰り返しています。かかりつけの先生からは「便秘ならお通じを良くしたり、便を柔らかくする薬はありますよ」と聞いてはいるのですが、便秘後に下痢になってしまうので、そのような薬を使っても良いか不安も残ります。便秘と下痢を繰り返している場合でも、薬に頼って良いのでしょうか?それとも食事などで改善を図った方が良いのでしょうか?(30代・女性)

妊娠中は便秘や下痢になりやすい

妊娠中は便秘や下痢になりやすいようです。その理由について専門家が教えてくれました。

妊娠中は便秘になりやすく、その後に下痢になることもよくあります。妊婦さんが便秘になる原因は、大きくなった子宮に圧迫されて腸の動きが悪くなること・運動不足になること・つわりで食事が偏ることなどがあり、下痢になるのは、便秘が続いたことで残った便を排出しようとするため・腸の吸収力が低下したためなどがあります。(看護師)

食事で腸内環境を整えて

腸内環境を整える食事のポイントや、水分の摂り方のアドバイスをいただきました。

便秘と下痢を繰り返さないよう、腸内環境を整えましょう。乳製品・発酵食品・オリゴ糖が善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります。便秘の時は食物繊維を多く含む物、下痢の時は冷たい物は控えて、消化の良い柔らかい物を摂ってください。また、便秘の時も下痢の時も水分は多めに摂るようにしましょう。(看護師)
薬を使わないのであれば、腸内環境を整える食生活が大切ですので、発酵食品を摂ることを意識してください。発酵食品の代表的な物には、ヨーグルト・キムチ・納豆があります。これらの食品を摂ると便通が良くなると考えますので、参考にしてみてください。(看護師)

薬に頼る方法も

便秘などが辛い場合は、妊婦健診で産婦人科医師に処方してもらった薬を服用しましょう。

便秘が辛いようでしたら、薬に頼っても良いでしょう。妊婦健診の際に、産婦人科医師に伝えて便秘薬を処方してもらいましょう。一般的に妊婦さんに使用する便秘薬は規定の範囲内で自己調整できますから、医師から説明を受けましょう。便の状態に合わせて服用してください。(看護師)
便秘に対する薬といっても便自体を柔らかくするのか、腸の動きを良くして解消しようとするのかで目的が異なります。便秘になることで痔になる場合もありますし、お腹の動きが悪くなると腹痛を招くかもしれません。下痢は薬の量を調整すると、改善できるかもしれません。また服用する場合は市販薬でなく、妊婦健診で医師から処方してもらった薬が安全だと思います。(看護師)

妊娠中は腸の動きが悪くなるなどの理由から便秘になりやすく、また便秘後の下痢も起こしやすくなるそうです。便秘や下痢の予防のためには発酵食品などで腸内環境を整え、消化に良い食事を摂ると良いでしょう。便秘が辛い時は薬に頼るのも方法のひとつですが、その場合は産婦人科医師に処方してもらいましょう。


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