肩こり

2017/09/30

抱っこによる肩こりは整形外科?それともマッサージ?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

抱っこによる肩こりは整形外科?それともマッサージ?

どんなに小さな赤ちゃんでも、長時間抱っこしていると肩や腰にこたえるものです。今回は、いつも赤ちゃんを抱っこしているために、肩こりや頭痛などの症状に悩まされているというママからの相談です。

4カ月の子どものママからの相談:「子育てによる肩こりは病院に行くべきでしょうか」

4カ月の子どもの母親です。子どもはいわゆる抱っこ魔のようで、ほとんどずっと抱っこしています。そのせいか肩こりが酷く、時には頭痛を併発します。ずっと湿布を貼ってだましだまし来ましたが、あまりにも肩が重い日が多く、頭痛や吐き気がある時も多くて辛いです。また、最近は少し良くなってきましたが手首が痛かった時期もあり、今でも変に曲げると痛みます。これらの症状は、病院や整体に行くべきでしょうか。病院に行くとしたら、何科が良いのでしょうか。(20代・女性)

肩こりの原因と一次的な対処

はじめに、いわゆる肩こりの原因について専門家に伺いました。また、一次的な対処法についても併せて教えていただきました。まだ試していないものがあれば、取り入れてみてはいかがでしょうか。

肩こりは筋肉の使いすぎや血行不良で、筋肉が疲れたり老廃物が溜まったりすることで発生します。重症になってくると、頭痛・めまい・吐き気を起こす場合もあります。(看護師)
育児中は、赤ちゃんのおむつを替えたり、授乳をするなど前かがみになる動作が多いです。そのため、肩に力が入り、肩こりが起こる恐れがあります。育児に夢中になりがちですが、前かがみになった後に肩を回す、肩の上げ下げ運動を取り入れてみましょう。短時間でも行うとスッキリしますし、気分転換にもつながります。(助産師)
肩こりは、身体を温めてマッサージやストレッチをすると軽減します。育児の合間に行ってみてください。簡単にできるストレッチとして、肩を前後に回したり・両手を組み、手の平が上になるように両腕を頭上に伸ばし10秒ほどキープし、そのまま腕を下ろし、顔の前に水平に腕を伸ばし、10秒ほどキープするストレッチをしたりするというのもあります。ただしやりすぎは逆効果になりますので、1日に2~3回程度行ってみてください。(看護師)
お風呂は湯船にゆっくり浸かった方が良いですが、それが無理な時は温かいタオルを肩に乗せて血行を良くしてください。(看護師)

肩こりは、原因によって対処が違います

原因を聞いてみるとママの肩こりは、抱っこが原因というケースも少なくないようですね。専門家からは、辛い症状が続くようなら専門医に相談してみてはどうかという意見が挙がっています。

肩こりが生じる原因としては、抱っこの体勢やお母さんの筋肉の使い方、腰回りや腕の筋肉のつき方など様々です。肩こりの原因に応じて、アプローチ方法も異なります。もし腰回りの筋肉が十分でなく骨盤のゆがみなどが根本的にあるのであれば、骨盤の筋肉を付けることを優先したり、骨盤矯正ベルトの使用や骨盤体操を行ったりすることが有効でしょう。(小児科専門医)
整形外科を受診することが、入り口としては良いかと思われます。整形外科医師は、体格のゆがみや筋肉の使い方などの専門家です。診察時には実際に抱っこの状況を観察してもらい、どういった点を修正すれば肩こりに最も有効であるかを見極めてくれるでしょう。(小児科専門医)

一人一人骨格も違えば赤ちゃんの抱き方も異なります。辛い肩こりは、整形外科を受診し、必要な治療や日常生活の指導を受けましょう。


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