肩こり

2017/10/09

妊娠してから肩こりが悪化、腰痛も発生…どうすればいい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠してから肩こりが悪化、腰痛も発生…どうすればいい?

妊娠すると様々な変化が身体に現れます。今回の相談者さんは妊娠してから肩こりが酷くなり、腰痛にも悩まされるようになったといいます。妊娠中でも出来るマッサージやストレッチはあるのでしょうか。

肩こりについての相談:「妊婦も出来るマッサージやストレッチ」

昔から肩こりが酷く、美容室でマッサージしてもらう時にも驚かれる程でした。妊娠前までは、頻繁にマッサージに通っていたのですが、妊娠をきっかけにマッサージ通いを止めたところ、更に悪化しているようでとても困っています。今までは感じたことが無かった腰痛も発生しています。肩こりや腰痛を解消したいのですが、妊婦でも出来るストレッチや解消法はありますか。(20代・女性)

肩こりは腰痛で悪化することも。まずは腰痛対策を

腰痛から肩こりが起きることがあるようです。まずは腰痛に対処するのが良いとの声がありました。

妊娠によって子宮が大きくなるため、重心が前に移動します。その結果、頭や胸が下がり、猫背になります。また、骨盤を支える筋肉が緩み、骨盤が下に向かって傾きます。日頃から鏡に映る姿勢を確認し、正しい姿勢を意識して、姿勢が悪くなったら直すように心がけましょう。(助産師)
正しい姿勢は、頭を上げ、胸を広げます。胸を広げると、肋骨も開きます。骨盤を上に向かって引き上げるように意識すると、お尻も上がります。正しい姿勢を保つ練習をすると共に、お腹が張っていなかったら、妊婦体操を行いましょう。(助産師)
妊娠中は赤ちゃんが大きくなる影響から子宮も同時に大きくなり、骨盤に負担がかかり、腰痛が発症することもしばしばです。肩こりは腰痛をきっかけとして悪化することもありますし、まずは腰痛に対処することが有効です。産後は子育てに関連した肩こりや腰痛が生じることも予測されますので、今のうちから対処出来る方法を探してみて下さい。(小児科専門医)
腰痛に対しては骨盤体操を取り入れることが推奨されます。運動量としてはさほど負担ではなく、胎児に対しての影響も大きくありませんし、骨盤の筋肉のこりや背骨の矯正などに効果があります。肩こりは腰痛と同様のアプローチをしつつ、湿布を貼ったり暖かいタオルで患部を暖めて血行を良くしたりすることを心がけて下さい。またバタフライのように肩を大きく回す動作を一日数回行うことも有効です。(小児科専門医)

マッサージはマタニティ用を。腰痛には猫のポーズで

腰痛には猫のポーズが良いようです。妊娠中は押してはいけないツボがあるようですので、マッサージはマタニティ用のものを選ぶのが良いとのアドバイスもありました。

肩こりにマッサージは効果的ですが、妊娠中は押してはいけないツボがあるため、マタニティマッサージを行っている店を選びましょう。自宅で出来るストレッチとしては両手を組み、手の平が上になるよう両腕を頭上に伸ばして10秒程キープ、そのまま腕を下ろし、顔の前に水平に腕を伸ばして10秒程キープというのがあります。また温かいタオルを肩に当て、肩を前後に回すだけでもコリがほぐれ、肩が楽になります。(看護師)
腰痛体操の代表的なものに、猫のポーズがあります。四つん這いになり、息を吐きながらおへそを見るように背中を丸めていきます。息継ぎをしてから、また息を吐きながら背中を反らしていきます。お腹が大きくなってくると難しいかもしれません。寝たままで出来る体操には、仰向きになって膝を立て、膝をつけたまま左右に足を倒し、気持ちの良いところで5秒キープする方法もあります。ただし、お腹が張っている時はやめましょう。(看護師)

妊娠すると腰痛になりやすく、腰痛は肩こりの原因になることがあるようです。妊娠中はマタニティマッサージのある店を選び、家では肩を大きく回したり、猫のポーズなど腰痛体操でストレッチをしてみてはいかがでしょうか。


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