肩こり

2017/10/17

元々肩こりがあるが、妊娠するとさらに悪化の可能性が?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

元々肩こりがあるが、妊娠するとさらに悪化の可能性が?

パソコンやスマホの使用等で、慢性的な肩こりになる人は年々増加しているようです。今回の相談者は、もしも妊娠した場合、お腹の中で赤ちゃんが大きくなるにつれて肩こりも悪化してしまうのではないかと心配しています。

妊娠と肩こりについての相談:「妊娠すると肩こりは悪化する?貼るタイプの薬は使えますか?」

現在妊娠はしていませんが、妊娠するとお腹に子どもがいることで、肩こりが酷くなることはあるのでしょうか。私は肩こり対策として、磁石を貼るタイプの物をよく使用しますが、妊娠中に使用してお腹の赤ちゃんに影響は無いのか心配です。また病院で肩こりの相談をしたら、どのような対応をしてもらえるのでしょうか。(20代・女性)

妊娠すると肩こりが悪化する可能性が

妊娠するとホルモンバランスの変化や、どんどん大きくなる赤ちゃんの重みによって、肩こりが悪化してしまう可能性があるようです。

妊娠するとホルモンバランスが変化しますし、運動不足や血行不良、また、お腹をかばって前かがみになること等から、肩こりを起こしやすくなります。(看護師)
妊娠すると全身の血液循環やホルモンバランス、自律神経のバランス等が妊娠前と比べて大きく変化します。これらの要素が複雑に絡み合い、肩こりが酷くなるというのはよくあることです。また、妊娠期間が進むにつれてお腹の赤ちゃんも大きく育ちますし、常時重たいものを抱えた状況になるため、肩こりが悪化することもあります。(小児科専門医)

シップ薬の中には妊婦は禁忌とされているものも

例え貼り薬であっても、配合成分によっては妊娠中の使用が禁止されているものもあるようです。磁器タイプのものは、血行促進が目的のため特に問題は無いようですが、病院で相談すれば妊娠中でも使用出来る薬を処方してもらえるとのことです。

市販の塗り薬や湿布で、ケトプラフェン入りの物は妊娠中には使用出来ません。お腹の中の赤ちゃんが肺高血圧を起こした事例があり、妊娠中のケトプラフェン入りの湿布の使用は禁忌とされています。(看護師)
妊娠期間中は胎児に対する影響を考慮し、例え塗り薬でも、市販薬を自己判断で使用することは避けましょう。かかりつけの産婦人科医師に相談をすると、妊娠中でも安心して使用出来る肩こりの薬を処方してもらえるでしょう。薬で対応出来ない場合は、必要に応じて整形外科などを紹介してもらえると思います。(小児科専門医)
磁石を貼るタイプは、磁力で血行を良くする物なので特に問題無いようですが、説明書には「妊娠初期や出産直後は医師に相談の上」と記載されています。市販薬を使用する時は、事前に医師や薬剤師に相談して下さい。病院では、妊婦さんも使える湿布や痛み止めの処方があったり、肩こりをほぐすストレッチなどの指導もしてもらえます。(看護師)

妊娠すると様々なことが影響して、肩こりが悪化してしまう可能性があるようです。薬の成分によっては、貼るタイプの物でも妊娠中は使えないことがあるため、まずはかかりつけの産婦人科医師に相談しましょう。


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