切迫流産

2017/09/20

切迫流産で安静に…家事や育児はどこまでして良いの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

切迫流産で安静に…家事や育児はどこまでして良いの?

第2子の妊娠中に出血があり、産婦人科医師から安静を指示されたという相談がありました。上の子の世話や家事は、どこまでして良いのでしょうか。

妊娠3カ月のプレママからの相談:「どの程度が安静なの?」

現在第2子の妊娠3カ月目です。先日トイレに行くと軽く出血をしていたので、病院に電話し行ったところ「切迫流産気味なので自宅で安静にするように」と言われました。安静と言われたことで上の子の育児で頭がいっぱいになり、病院では詳しく聞けずに帰ってきましたが、どこからどこまで安静にしなければいけないのでしょうか。家事はしても良いのか、散歩はしても良いのか、上の子の世話はどこまでして良いのか、分かりません。安静なので家事などはせずに、横になっているだけの方が良いのでしょうか。(20代・女性)

できるだけ横になって過ごそう

安静を指示された場合、なるべく動かずに横になって休むことが原則のようです。現実には上の子の世話や家事があって難しいでしょうが、周りの人の協力を得てできる限り立つ時間を減らすことが勧められています。

上のお子さんがいらっしゃる場合は難しいと思いますが、安静とはトイレ以外の行動は控えて、なるべく横になって過ごすことです。手元に飲み物・おにぎりなど軽く食べられる物・携帯・リモコン・ティッシュなどを準備して、なるべく身体を動かさないようにしてください。家事は家族に協力してもらい、買い物は宅配サービスや、家族には申し訳ないと思うかもしれませんが、お惣菜やデリバリーを利用しましょう。(看護師)
切迫流産の程度にもよりますが、できるだけ横になって休む時間を確保しましょう。しかし現実的には家事や育児をすることを考えると、そうはいかないこともあります。そのため、可能な限り立つ時間を減らすことを心がけて下さい。(小児科専門医)
1日の中で家事に費やす時間が最も長いと思いますが、思いのほか力仕事であることも多いので、可能な限りその時間を短くする努力をして下さい。具体的には、買い物や洗濯、掃除などはどなたか別の方に手伝っていただく、送り迎えがあれば行きだけでも誰かの助けを借りる、などです。(小児科専門医)
切迫流産の診断で入院する場合、入院時の安静度は「トイレ・洗面のみ」です。その後、治療の経過を判断しながら、シャワー浴可→病棟内歩行可→院内歩行可まで安静度が拡大し、退院を迎えます。上のお子さんがいらっしゃる場合は入院が難しいかもしれませんが、出来る限り横になる、椅子に座る、宅配サービスを活用する、家族に協力してもらうなどあらゆる方法を活用しましょう。(助産師)

上の子には状況を話して理解を得よう

状態が落ち着くまでの間は、工夫して上の子ともスキンシップを確保しつつ、赤ちゃんの状況を話して分かってもらうことが勧められています。

上のお子さんを抱っこしないわけにはいかないでしょうから、抱っこではなく横になったり、座った状態で抱きしめるようにしてください。上のお子さんには、お腹の赤ちゃんが苦しいからと、話せば分かってくれると思います。また、出血がある時の散歩・運動は控えましょう。安定期に入って状態が落ち着けば身体を動かすことができますので、今は大切な時期だと思って注意して過ごしましょう。(看護師)

産婦人科医師から安静を指示された場合は、できる限り横になって過ごすのがベストです。家事や育児については周りの人の協力を得て、なるべく立つ時間を少なくしましょう。上の子には状況を話して理解を得、状態が落ち着くまでのしばらくの間は注意して過ごしてください。


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