妊娠初期の出血 

2017/10/17

妊娠初期、出血と下腹部痛がこれまでに3回あり心配です

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠初期、出血と下腹部痛がこれまでに3回あり心配です

妊娠中の出血や腹痛は不安なものです。妊娠3カ月、これまでに3回の出血と下腹部痛があり、流産などの問題が起こるのではと不安になっている妊婦さんから相談がありました。産婦人科では原因は特定されなかったようですが、専門家は何とアドバイスしているでしょうか。

妊娠3カ月のプレママからの相談:「出血と下腹部痛」

現在妊娠3カ月ですが、これまでの間に3度くらい出血しています。量はそんなに多くないのですが、出血する度にとても下腹部が痛くなり、夜眠れないほどです。産婦人科で診てもらったのですが、原因はハッキリと分かりませんでした。初めての妊娠なので色々と不安で仕方ないです。少しの出血だけならまだ良いですが、その度にとても痛くなる下腹部が特に心配です。安定期に入る前ということもあり、流産などの心配が毎日頭によぎり不安です。大丈夫なのでしょうか。(20代・女性)

妊娠初期の出血はよくあること

妊娠初期には、色々な原因で出血することがよくあるようです。

妊娠初期の出血はよくあることで、医師から問題無いと言われたのでしたら心配無いでしょう。(看護師)
出血の原因には、子宮頸部びらん・ポリープ・胞状奇胎・子宮外妊娠・切迫流産・絨毛膜下出血などがあります。妊娠3カ月でしたら、胞状奇胎や異所性妊娠(子宮外妊娠)の可能性は無いでしょう。子宮頸部びらんやポリープも、症状が酷くなければ経過観察になります。(看護師)
妊娠初期の出血や腹痛には原因が特定出来ないことも多いですが、経過と共に治まり、無事に出産に至る方も多数いらっしゃいます。不安な時期でしょうが、安静を保ちながら、不安なことがあればかかりつけの産婦人科医師と密に連絡を取るようにして下さい。(小児科専門医)

まずは安静に。こんな症状には要注意!

出血や下腹部痛がある場合は、まず安静にして様子を見るようにしましょう。痛みが治まらなかったり、流産の兆候と思われる症状がある場合は、病院に連絡することが勧められています。

流産の症状は、出血と下腹部痛です。出血は鮮血がみられる、量が増加する、塊が出る場合は受診をしましょう。また、下腹部痛は、子宮の収縮によるものですが、下腹部が張っている感じや腰痛といった自覚症状の場合もあります。持続的に痛みが続く、痛みが強くなる場合も受診をしましょう。(助産師)
流産の兆候として注意しなければならないのが、鮮血の出血・出血量が増える・塊が出る・出血と共に激しい下腹部痛がある・少量でも数日も続く場合です。出血や下腹部痛がある時は、トイレ以外の行動は控えて、まず安静にして様子を見てください。安静にしても痛みが治まらない・上記のような症状があれば、病院に連絡してください。(看護師)
危険な出血かどうかを判断するためには、出血の量や腹痛の程度が大切な情報になります。安静にしていることで治まるのか、性交渉などをきっかけにしたものではないかなどを振り返ることも大切です。(小児科専門医)

妊娠初期に出血は比較的よくあることのようです。心配し過ぎず、まずは安静にして様子を見ましょう。安静にしても治まらない場合や、出血・腹痛の状態に流産の兆候が見られる場合は、すぐに病院に連絡してください。


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