薬(処方薬・市販薬)

2017/08/21

妊娠中に処方された便秘薬で下痢に・・・飲み続けて大丈夫?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠中に処方された便秘薬で下痢に・・・飲み続けて大丈夫?

多くの妊婦さんを悩ませる症状の一つとして、便秘があります。今回の相談者さんも妊娠中に酷い便秘になり、病院から便秘薬(緩下剤)を処方されました。しかし、指示通りに服用すると今度は下痢になって困っています。便通に悩む彼女に、専門家からはどんなアドバイスが送られたでしょうか。

プレママからの相談:「妊娠中ですが、処方された便秘薬を飲むと下痢になってしまいます」

便秘が酷いので病院で相談すると便秘薬(緩下剤)を処方され、通常よりも少ない量で常用しています。服用しないと全く出ないのでちゃんと服用していますが、指示通りの量を飲むと必ず下痢になります。急な腹痛や回数を重ねて何度も出ることに驚いていますが、用量を減らすと全く出なくなります。妊婦の下痢は良くないと聞きますが、便秘も身体には良くないと思います。薬でお腹を下すことは問題無いのでしょうか?(30代・女性)

緩下剤は量を加減出来る。減量して服用してみて

便に水分を含ませる緩下剤は、医師から処方された場合は自分で量を調節しても問題の無い薬です。下痢が続くようなら、服用する量を都度コントロールすることが勧められています。

緩下剤と呼ばれる薬は便に水分を多く含ませることが狙いのため、水分が不足しているのではないでしょうか。内服することで下痢になっていることから、そのように推測されます。(看護師)
緩下剤はマグネシウムが主成分で、腸内の水分量をコントロールして便を柔らかくします。妊婦さんも安心して使える薬です。緩下剤は状態に合わせて自身でコントロールして良い薬ですから、例えば1日3回3錠服用している場合は2回の服用にしたり、2錠ずつ服用している場合は、朝昼は2錠、夜は1錠にしたりするなど、便秘や下痢にならない程度に減量してみてはいかがでしょうか。(看護師)

下痢で脱水のリスクも。水分摂取を心がけて食事にも気配りを

下痢で脱水が起こる場合もあります。多めの水分摂取と日頃の食事を見直しましょう。

心配なのは下痢で水分が失われることによる脱水です。脱水になると血液循環も悪くなるため、下痢にならないように水分摂取を心がけましょう。便秘の予防として、繊維質の食品(バナナやリンゴ)や発酵食品(ヨーグルトなど)を意識して摂るように心がけて下さい。(看護師)
下痢をすると体力が落ちますし、脱水を起こす場合もあります。下痢の時は水分を多めに摂って、お腹を冷やさないようにしましょう。ストレスを溜めないようにし、産後は骨盤ベルトなどでお腹を締めつけ過ぎないようにして下さい。水溶性の下痢が続く場合は、早めに病院を受診して下さい。(看護師)

緩下剤は医師に相談後自分で量を加減しても良い薬なので、下痢になりそうな日は量を減らすなど日々コントロールしてみましょう。下痢が続くと脱水になることもありますので、水分を多めに摂って場合によっては病院に行くことが勧められています。便秘解消のため、日頃の食事も見直してみることも大切です。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加