冷え性

血行が良くならず、冷え性が治らないのはどうして?

冷え性の方は血行を良くすることが大切ですが、生姜を食べたり着圧ソックスを履くことは本当に血行促進に役立つのでしょうか。生姜や着圧ソックスの血行促進効果について、専門家の意見を聞いてみました。

産後1年半のママからの相談:「生姜や着圧ソックスを試しても冷え性が治らないのはなぜ?」

思春期を過ぎた頃から、15年程ずっと冷え性です。生姜を積極的に摂ったり血行を良くするために着圧ソックスを履いたりと自分なりに対策していますが、一向に良くなる気配はありません。そもそも生姜は冷え性に効くといわれていますが、どのように摂るのが効果的なのでしょうか?また、市販の着圧ソックスは、冷え性や血行促進に本当に効果があるのでしょうか?(30代・女性)

生の生姜より乾燥生姜がお勧め

生姜には身体を温める効果があるというのは本当ですが、摂り過ぎにも注意した方が良いそうです。生の生姜よりも乾燥した物や加熱処理した物の方が冷え性には効果的です。

生姜にはジンゲロールという辛味成分があり、保温効果があるといわれています。生姜で身体を温めるための効果的な方法は、乾燥させた生姜や加熱した生姜を摂取することです。身体の中から温めるといわれています。おろし生姜や生生姜は、身体の末梢を温めても中心部分の体温は下がるといわれています。(看護師)
生姜は身体を温める代表的な食材で、料理にも幅広く使えます。冷え性に効果的な生姜は、生より乾燥生姜といわれています。スープや飲み物に入れると摂りやすいと思います。ただし一度にたくさん摂ると、胃腸の粘膜を痛めることがありますから注意して下さい。(看護師)

着圧ソックスはサイズの合ったものを

着圧ソックスは、つま先からふくらはぎまでの部分に血液が溜まらないようにするもので、間接的な血行促進効果があります。また、ソックスのサイズや着用時間が効果に関係するため、着用する際は注意しましょう。

着圧ソックスは、着用することによる直接的な血行の促進効果はありません。市販の着圧ソックスの目的は足(下腿・足部)のうっ血の予防です。下肢を圧迫することで血管を細くして「血液がうっ滞・溜まらない」ようにするものです。その着圧ソックスでうっ血を予防すると、リンパも溜まりにくくなり、むくみを予防出来ます。また、足に血液を溜めないことで全身を循環する血液量が増加し、間接的に「血液の流れを改善する」ことになります。(看護師)
着圧ソックスはむくみも解消して血行を良くする効果がありますが、締め付け過ぎると逆効果になります。購入する時は、自身の足のサイズにあった物で、履きっ放しではなく昼間だけ・寝る時だけなど一定の時間で着用して下さい。また、足首・ふくらはぎなどそれぞれの場所に効果的な圧が計算されていますから、位置がズレたり・よれたりしないようにして下さい。(看護師)
血流を促進するために、寝る前など短時間で良いので足裏のつぼを押したり足のマッサージを習慣にしてみましょう。(看護師)

冷え性改善のために生姜を摂ることや着圧ソックスを履くこと、マッサージをすることは効果的です。生姜は生よりも乾燥したもの・加熱したものを摂り、着圧ソックスはサイズが合ったものを正しく使用しましょう。


2017/08/30

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