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2017/08/22

BBQや夜店、夏の野外での食事には「食中毒」の予防を

この記事の監修/執筆

Mocosuku編集部

BBQや夜店、夏の野外での食事には「食中毒」の予防を

夏の時期は夏祭りやバーベキューなど野外で食事をする機会が増えますね。
そんな野外の食事で心配なのが食中毒です。
今回は、野外の食事をより楽しむ為に、食中毒予防で気をつけたいポイントをご紹介致したいと思います。

夏の野外の食事 なぜ食中毒が心配?


元々食中毒は、気温や湿度が高い6月~8月にかけて多く発生しています。これは寒い冬に比べ、食中毒の原因となる細菌やウイルスが活動しやすくなるためです。
野外は室内よりも気温が高い為、より食中毒が発生しやすいといえます。
また野外では冷蔵庫がないこともあり、人の手で温度管理をする必要があるクーラーボックスを使用することが多くあります。
更に調理スペースが狭いこともあり、加熱前の食品と加熱後の食品が混ざってしまいがちになります。その為、食中毒の予防にはより注意が必要になってくるのです。

食中毒の対策は、つけない! 増やさない! やっつける!


食中毒は原因となる細菌やウイルスが食品に付着し、増殖することで起こります。
細菌やウイルスは人の手など様々なところに存在しています。
その為これらを完全に死滅させるのは難しく、細菌やウイルスを「つけない」「増やさない」「やっつける」ことが食中毒予防にとってとても重要となります。

1.原因物質を「つけない」対策

手洗いをしっかりと!


人の手にはブドウ球菌という食中毒の原因菌が付着しています。その為、食中毒の予防のポイントは野外であっても手洗いということになります。
食事の前は手洗いをするか、汚れをふきとってから除菌ジェルなどでしっかりと除菌をしましょう。

生ものを扱ったあとは殺菌を!


生の肉や野菜には細菌が付着しています。
その為生ものを触った手や調理器具で出来上がりの料理を扱うと、料理に細菌が付着してしまい食中毒の原因となってしまいます。
特に気をつけたいのがバーベキューです。生肉を焼くトングやはしで焼き上がりのお肉を取り分けないように気をつけましょう。
また屋台などでもできれば、生ものと出来上がりでしっかりと調理器具が分けられているか確認すると安心ですね。

2.原因物質を「増やさない」対策

購入したらすぐ食べる!


食中毒の原因となる細菌やウイルスは種類にもよりますが、おおむね10度以上で増加します。
その為、10度以上の状態が長く続けば食中毒菌が増殖してしまうということになります。
夏場は気温が高く料理も冷めにくいので、購入したものはなるべく早く食べる切るようにしましょう。

持ち運びには保冷剤を!


例えば持ち寄りのバーベキューなどで何か料理を持ち込むという場合、食べるまで時間がある場合は温度管理をきちんとしないと食中毒菌が増殖してしまいます。
その為、保冷剤や保冷バクを活用し、冷たい状態をキープして持ち歩くようにすると安心です。

食材管理をチェック!


屋台などでは、生ものはクーラーボックスなどで保管することが基本です。購入前にきちんと保管がされているかチェックすると安心です。

3.原因物質を「やっつける」対策

加熱調理が基本!


食中毒の原因となる細菌やウイルスのほとんどは熱を加えることで死滅します。
その為、野外で食べる際には生ものは避け、しっかりと加熱されたものを選ぶようにしましょう。
特にバーベキューではお肉の生焼けに注意が必要です。
食中毒が心配な野外での食事ですが、対策をしっかりとすることで食中毒を防ぐことができます。
野外であっても基本はつけない、増やさない、やっつけるです。
この3つを意識して野外での食事をより安心して楽しみましょう。

<筆者プロフィール>
永吉 峰子(ながよし・みねこ)
管理栄養士。大手小売企業にて店長、商品開発を経験後、現在は「健康」「食」に関する執筆を中心に活動中

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