教育

2017/09/07

「絵本の読み聞かせ」何がポイント?環境づくりと選び方(対象:0歳〜6歳)

この記事の監修/執筆

チャイルド・ファミリーコンサルタント浅古 尚子(あさこ なおこ)

「絵本の読み聞かせ」何がポイント?環境づくりと選び方(対象:0歳〜6歳)

チャイルド・ファミリーコンサルタント(CFC)の浅古尚子(あさこなおこ)です。夫と4歳の娘の3人家族、ワーキングマザーです。

みなさんは、日々の生活の中に絵本を取り入れていますか?
親子のコミュニケーションという意味でも、子どもの想像力を育てるという意味でも、CFCでは絵本の読み聞かせをオススメしています。今回は、絵本を読む環境づくりと、選び方のポイントをお伝えします。
※詳しくは、CFC代表の山本直美先生の著書「子どものココロとアタマを育む、毎日7分、絵本レッスン(日東書院)」をご覧ください。

環境づくりのポイント〜「いつ読むか」を決める〜

毎日、できれば決まった時間に読み聞かせができると良いと思います。たとえば、朝、登園前の10分、入眠前の10分、といった形で実践すれば、親子ともに「絵本の時間」の習慣がついてきます。また、決まった時間に読むことで、子どもの変化を敏感に知ることができます。

いつもと違って集中力がない、疲れている、など。「何か気になることがあるのかな」「体調が悪いのかな」と気づくきっかけになります。ひとつには、子どもが心理的に不安や心配ごとを抱えている場合があります。一方で、単純に忙しすぎる生活になっていて、子どもの「興奮状態」が続くことになっているケースもあります。

子どもは自分で生活にメリハリをつけることはできません。集中力を欠くような様子がみられたら、生活リズムを見直す必要があります。

このように「絵本の時間」は、子どもの心の変化や、生活の乱れに気づく役割も果たしています。ですから、子どもが文字を覚えてひとりで絵本を読めるようになっても、読み聞かせは続けていただきたいなと思います。

選び方のポイント〜バランスよく選ぶ〜

年齢別のオススメ絵本は、様々な記事で紹介されているので、ここでは「バランスよく選ぶ」ポイントをお伝えします。気をつけたいのは「自分(保護者)の好みの絵本ばかりを買い与えてしまう」ということです。かくいう私もつい自分好みの作風の絵本に手を伸ばしてしまいがちです。

しかし、子どもたちは絵本を通してたくさんの「はじめて」を経験することになります。絵本を通じてさまざまな世界・情報に触れて、その中から好きなことや興味のあることを育んでいきます。ですから、できるだけ偏りなく読んでやりたいものです。

絵本を買う時、借りる時は、
1、 テーマ(食べ物、乗り物、動物など)
2、 ストーリーの展開
3、 絵のタッチ

の3点を参考に、なるべく似たようなものばかりにならないよう配慮しましょう。母親ばかりが選ぶのではなく、父親が選ぶのも良いですね。我が家は共働きなので、週末に図書館で絵本を借りてくることを習慣にしていましたが、月に1度は父親が選んでくるようにしていました。

そうすると、「私だったら絶対選ばないだろうな〜」というものを選択してきてくれるのです。意外に娘が気に入ることもありますし、1回読んで終わりの時もありますが、娘が好きなもの、興味・感心を抱く絵本の傾向を掴むきっかけになりました。傾向がわかれば、そこから個性を見つけて伸ばすこともできます。

時々、自分好みの絵本ばかりになっていないか、本棚を確認してみてくださいね。次回は、想像力を育む絵本の活用のポイントをお伝えしたいと思います。

【外部リンク】
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