痒み

妊娠中、お腹の発疹と痒み…対処法は?市販の塗り薬は?

妊娠中にお腹の皮膚に発疹があり、夜中に目が覚めるほどの痒みに悩まされているという相談がありました。市販の塗り薬を塗ってもよいのか、痒みが治まる方法があるのか、という質問に対し、専門家はなんと答えているでしょうか。

妊娠6カ月のプレママからの相談:「急に襲ってくる痒みに関して」

現在、妊娠6カ月です。最近になりお腹に痒みがあり、鏡で確認すると、赤い点々状の発疹がでています。夜中に痒くて目が覚めることもあり、掻いてはいけないと思いつつも無意識に掻いているようで、かさぶたになっているところもあります。お腹が大きくなる際に、皮膚が伸びて痒みが出たり、乾燥したりして痒みが出る方もいると聞いたのですが、乾燥している感じはありません。汗をかいたりすると痒みがあるのですが、汗疹なのでしょうか。冬場なのでそんなに汗をかいていないように思うのですが、お風呂上りや動いた後などに痒みをよく感じます。もし汗疹の場合は、市販の虫刺され薬や抗菌軟膏などを塗っても問題ないのでしょうか。夫は、そんなにひどくないし冷やすなどして我慢したら、と言うのですが、私としては痒みが収まる方法があるのであれば知りたいので、教えてください。(20代・女性)

妊娠皮膚掻痒症などの可能性が

妊娠中には、妊娠皮膚掻痒症などの皮膚トラブルが起こりやすいようです。皮膚の清潔と保湿に努め、必要なら産婦人科や皮膚科で相談してみましょう。

妊娠中はホルモンバランスの影響や、免疫力が低下することで皮膚が敏感になり、皮膚トラブルが起こりやすくなります。そのひとつに、妊娠皮膚掻痒症があります。全身がムズムズしたり、チクチクした強い痒みを伴います。胎児には影響はなく、出産後、数日で改善します。(看護師)
対策としては、皮膚の清潔と保湿です。汗をかいたらこまめに拭き取って、肌着は通気性のいいものを着用してください。痒みが強い時は、ダンナさんが言われるように、冷たいタオルで冷やすと、炎症が治まって痒みが軽減されます。産婦人科か皮膚科で相談すれば、軟膏を処方してくれると思います。(看護師)

冷やし過ぎやむやみな市販薬の使用に注意

痒みを止めるためとはいえ、お腹を冷やし過ぎるのは良くないという指摘がありました。かゆみ止め効果を期待して虫刺されや抗菌軟膏などを使用するのは、本来の目的と違うため、やはり医師に相談することが勧められています。

発疹の部位がお腹なので、むやみに冷やしてしまうと血行が悪くなり、胎児の成長が遅れたり、逆子になる可能性があるといわれています。お腹は常に温めてあげるようにしましょう。(看護師)
虫刺され薬は局所的に使用するのは問題ありませんが、虫刺されに使用するものですから、効果はないでしょう。市販の抗菌軟膏も妊婦さんに問題ないようですが、やはり目的に合わせて使用しないと、逆効果になります。健診の際にでも、医師に相談してください。(看護師)

妊娠中は、妊娠皮膚掻痒症などの痒みを伴う皮膚トラブルが起こりやすくなっています。皮膚の清潔と保湿に努めるとともに、お腹の冷やし過ぎや市販薬の乱用に注意し、必要なら医師に相談することが勧められています。


2017/10/19

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