叱り方

2014/08/18

主人が子供をキツく叱ります。度を超えた叱り方だと、あまり子供に良い影響はないのでは…

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

主人が子供をキツく叱ります。度を超えた叱り方だと、あまり子供に良い影響はないのでは…

お子さんが悪いことをした時、それを注意するのは親として当然ですね。しかし子供を注意する際、どのように叱ればいいのか程度が分からないということ、ありませんか?
またご夫婦で「子供を叱る」ということについての考え方が違い、お困りのご家庭も少なくないのではないでしょうか?

ママからの相談:「子供を叱る加減ってどのくらいがいいの?主人の叱り方がキツすぎて、子供が心配です・・・」

悪いことをしたら子供を叱るというのは、教育上当然だと考えられていますが、ご主人の叱り方があまりにもひどいのでママは心配なようです。子供に怒鳴るのはあまり良くないのでは?と諭しても「それじゃ子供のためにならない」とご主人は言っていて、ママは自分が甘いのかと悩んでいるようです。多くのお子さんを見てきた看護師さんたちは、なんとアドバイスしているのでしょう?

ママからの相談:主人は幼いころ厳しく育てられたらしく、自分の子供にも酷く叱ります。教育上叱ることは大事かもしれませんが、あまりに色々と縛ってしまうと子供にとって良くないのでは?と心配しています。確かに子供が悪いこともありますが、叱るときに怒鳴ったりすると、後々子供に悪い影響が出てこないかと心配です。子供を叱る時はカッとなって怒るより、優しくやんわり注意した方が良いのではないかと思うのですが、主人は「それでは子供になめられる、子どものためにならない」と言います。私が甘いのでしょうか?

「叱る」と「怒る」は似て異なるもの。感情にまかせて怒鳴っても、子供は理解できません!

「叱る」と「怒る」は一見同じように思えるのですが、実は全く違います。大きな声で怒鳴って注意をしても、子供はなぜ怒られているのかを理解できずに萎縮してしまうだけです。

「叱る」と「怒る」は大きく異なり、カッとなって大声で怒鳴るのは子どもを委縮させてしまうだけなのでしつけにはなりません。よっぽど必要な時(危険な時など)以外は止めておいた方がいいでしょう。(小児科看護師)
怒鳴るという行為では、一体何がいけなかったのか分からないまま、子供はただ「この嫌な時間が終わればいい」という考えに至ってしまいます。叱るということと怒るということは似ているようで、大きな違いがあります。叱るというのはしつけになりますが、怒るというのは感情が多く含まれているので、子供には恐怖心が強く残ってしまいます。(看護師)

声を荒げて怒鳴るのではなく、「なぜそれがいけないか」を冷静に話しましょう

子供を叱る目的は、ダメなことをダメと理解させるためですよね。そのためには、何故叱るのかその理由を説明して、ちゃんと理解させなければ意味がありません。

年齢に関係なく、やってはいけない理由を落ち着いて話したり「そうされるとママ悲しい」などと言って泣いてみせたりすると、お子さんには効果的かもしれません。(薬剤師)
話している内容がある程度理解できる年齢になると、何がいけなかったのかをしっかりと話すことが大切です。例えば、椅子に上がってジャンプをしていることを注意するならば、「椅子に上ると、落ちた時に頭をぶつけて血が出て痛いから止めようね。椅子は座ろうね。」という具合です。(管理栄養士)
3歳ぐらいになると、何故いけないのかという理由も一緒に話すことで、ある程度理解が出来ますので、声を荒げることなくしっかり伝えると良いでしょう。(看護師)

お子さんのしつけについては、夫婦間で考え方が違う場合は本当に困ってしまいますよね。どちらもお子さんのためを思ってのことですので、尚更ではないでしょうか。今回たくさんのアドバイスをいただきましたが「叱る」と「怒る」の違いについて、一度ご主人とじっくり話をしてみるのがいいようですね。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加