中耳炎

夜中に中耳炎になったらどうすれば?自宅で出来る対応とは

1歳の子どもが夜中に中耳炎になり、翌日耳鼻科を受診するまでの間、泣き通しでどうすることも出来なかったという相談がありました。こんな時どうすれば良いのか、自宅で出来る対応について、医師や看護師に教えていただきましょう。

1歳児のママからの相談:「夜間に中耳炎になった際の自宅で出来る対応」

1歳になる息子ですが、よく中耳炎になります。以前のことですが、息子が夜間に中耳炎になったことがありました。2~3日前から耳鼻科には通っていましたが、夜からグズり出し、普段の泣き方と違う泣き方だったので、中耳炎の可能性も疑って夜間救急に連れて行きました。しかし、内科の先生しかいなかったため、十分な対応をしていただけず、息子は泣き通して翌日の朝に耳鼻科に連れて行きました。泣き通しの息子にどうすることも出来なかったので、夜間に自宅で出来る対応がありましたら教えて下さい。(30代・女性)

手持ちの解熱鎮痛剤で対応を

夜中に中耳炎になったら、まずは解熱鎮痛剤を使用し、翌日に受診するのがベストのようです。薬の使用量は体重によりますから、体重の増えるこの時期、かかりつけの医師と相談しておくことが勧められています。

急性中耳炎は夜間に痛みが生じることもありますが、夜間救急を緊急に受診しなければいけないような状況になることは稀です。翌日受診することでも充分対応可能な疾患です。夜間に家で出来ることは、急性中耳炎が疑われる症状(不機嫌や発熱など)が出現した時に手持ちの解熱鎮痛剤を使用することです。(小児科専門医)
事実中耳炎の初期には解熱鎮痛剤のみで対応して、抗生物質を併用することなく改善することもしばしばです。手持ちに座薬などの解熱鎮痛剤を用意しておき、有事の時に対応出来るように準備されておくと良いのではないかと思います。しかしながら1歳ということで体重も増える時期ですので、使用量についてもかかりつけの先生と相談しておくことをお勧めします。(小児科専門医)

立たせて冷やすと痛みが和らぐことも

子どもを座らせるか立たせた状態で、耳の周りを冷やすと痛みが和らぐことがあるようです。また、小児救急に関する電話相談を上手に活用するのも良いでしょう。

突然のことで大変だったと思います。夜中に耳の痛みを訴えた時は、まず、座らせるか立たせて下さい。起き上がることで、鼻咽頭粘膜の血管の拡張を抑え、痛みが和らぐことがあります。次に耳の周りをアイスパックなどで冷やして下さい。それでも痛みが治まらない場合は、子ども用の鎮痛剤を使用して下さい。痛みが治まっても、翌日には病院を受診して下さい。(看護師)
対応に困る時は、#8000(小児救急電話相談所)に電話すると、小児科医や看護師が相談に乗ってくれます。各地域で営業時間が異なるので、ホームページなどで調べて下さい。(看護師)

夜中に中耳炎になったら、慌てて夜間診療を受けるよりも、手持ちの解熱鎮痛剤を使用して翌日耳鼻科を受診することが勧められています。子どもを立たせて耳の周りを冷やすと痛みが和らぐというアドバイスもありました。小児救急の電話相談を活用するのも良い方法です。


2017/10/28

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