中耳炎

2017/10/18

ベビースイミングは中耳炎になりやすい?耳掃除すれば防げる?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

ベビースイミングは中耳炎になりやすい?耳掃除すれば防げる?

プールに入ると中耳炎になりやすいというのは本当なのでしょうか。耳掃除で中耳炎は防げるのでしょうか。今回は8カ月の男の子についての相談です。そろそろベビースイミングを始めようと考えているママですが、プールに入ると中耳炎になりやすいと聞き、プールのたびに耳掃除をした方が良いのか悩んでいます。専門家からはどのようなアドバイスが寄せられたでしょうか。

生後8カ月の子どものママからの相談:「スイミングと中耳炎の関係について」

生後8カ月の息子がいます。子どもが産まれたらスイミングを習わせたいとずっと思っていました。そろそろベビースイミングに一緒に行こうかと考えているのですが、プールに入ると中耳炎になりやすいと聞いたことがあります。プールに入るたびに耳掃除をした方が中耳炎になりにくいのかとも思うのですが、まだ小さいですし、頻繁に耳掃除をしても良いのか悩んでいます。スイミングを習わせる前にまずは耳鼻科を受診した方が良いのでしょうか。(30代・女性)

中耳炎は水が入っただけでなるわけではない

子どもの耳は中耳炎になりやすい構造といわれますが、水が入っただけでなるわけではないようです。

お子さんの健康を考えると親は心配ですよね。ですが、子どもの場合は身体の構造的に中耳炎になりやすい状態です。子どもの耳の構造は、耳管と呼ばれる部分が大人に比べて太く短く、1歳までの間にかなりの確率で中耳炎になりますが、これはプールに入ったからなるというわけではありません。(看護師)
乳児の耳掃除は頻回に行なう必要はありませんが、お風呂やプールで水が入った場合は見える範囲で良いので、綿棒で拭き取って下さい。通常、耳に水が入っただけでは中耳炎は起こしません。風邪などで喉や鼻粘膜に付着した菌やウィルスが鼻水を介して耳管に侵入し、炎症を起こします。プールに入る前には体温を測って風邪症状などがないか確認して下さい。気になるなら事前に小児科の医師に相談すると良いでしょう。(看護師)

原因は菌の侵入。無理をさせず体調管理を

中耳炎は風邪などの菌が耳管に入ることで起こるようです。子どもに無理をさせず、体調管理を行なうことが大切との声がありました。

ベビースイミングは生後6カ月から受け入れている所が多いようで、赤ちゃんの頃から水に触れることで恐怖心を取り除いたり、免疫力を高め、身体の発達にも役に立つと思います。その反面、感染しやすい・プールの水を飲み込んでしまう・身体が冷えて風邪を引きやすい・逆に水への恐怖心が強くなる可能性がある・費用がかかるなどのデメリットも考えられます。(看護師)
子どもに無理をさせることで体調を崩し、鼻水を垂らしていると、鼻から風邪などの菌が身体の中に侵入し、耳管の部分で炎症を起こすことがあります。耳掃除をこまめにする必要はありませんが、お子さんが風邪を引いた場合は早めに受診するようにし、体調管理もしっかりと行なって下さい。(看護師)

子どもの耳は中耳炎になりやすい構造ですが、水が入るだけで中耳炎になるわけではないようです。病気の菌が耳に入ることで炎症を起こし、中耳炎が発症するため、子どもの体調管理をきちんとすることが大切とのアドバイスが専門家から寄せられました。


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