耳の痛み

2017/10/20

鼻炎、風邪から中耳炎になりやすい…事前の対策は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

鼻炎、風邪から中耳炎になりやすい…事前の対策は?

子どもは、アレルギー、鼻炎、風邪などがきっかけで中耳炎になることがよくあります。8歳の子どもについて、鼻炎の治療に通院するべきか、風邪から中耳炎にならないためにはどうすれば良いかという質問がありました。専門家の意見を見てみましょう。

8歳児のママからの相談:「定期的に病院に通う必要があるのでしょうか。」

現在8歳になる子どものことです。赤ちゃんの頃からアレルギーがあり、中耳炎も何回か繰り返しましたが、小学生になりかからなくなりました。しかし、鼻炎はずっと残っており、耳鼻科に行ってもあまり改善されないことと、薬が合わないため、現在通院を止めています。最近また耳が痛いと言い始めており、様子を見ていますが、やはり定期的に通院した方が良いのでしょうか。また、風邪から中耳炎になることが多いのですが、事前の対策などがありましたら教えて下さい。(40代・女性)

その都度、早めの受診がベスト

慢性的な鼻炎と中耳炎には密接な関係があるようです。中耳炎は繰り返しやすいこと、早く気づけば回復も早いことから、早めに受診し、その都度しっかり治療することが勧められています。

鼻炎があるということですが、お子さんは鼻をかむときに強くかんだりしていませんか。また鼻をすすっていませんか。慢性的な鼻炎を持っているようですし、鼻をすすったりすることで鼻から中耳炎の原因となる菌が身体の中に侵入し、耳管の奥で炎症を起こすことがあります。(看護師)
中耳炎は何度も繰り返すので、その都度しっかり治療した方が良いでしょう。(看護師)
もちろん、お子さんの状態はお母さんである相談者さんが一番良く分かっているとは思います。鼻が詰まったりしているような場合は早めに耳鼻科を受診するようにして下さい。そうすることで中耳炎などの炎症が起きていれば早く気付けますし、早く気付ける分回復も早いでしょう。(看護師)

感染予防対策と鼻水の処理がポイント

中耳炎のきっかけになる風邪を予防するため、うがいと手洗いの習慣をつけましょう。また、鼻水をすすらず、こまめにかむようにすることも大切です。

小さい子どもは風邪から中耳炎を引き起こすことが多いので、中耳炎を予防するには感染予防対策を行って下さい。外出後はうがい・手洗いを習慣づけて下さい。30秒以上の手洗いが目安ですから、ハッピーバースデーの歌を2回歌いながら、爪の間・指の間・手首までしっかり洗って下さい。(看護師)
風邪の季節はマスクを着用したり・花粉アレルギーでしたら、目や鼻の周りにワセリンを塗っておくと、花粉の侵入を防げます。風邪を引いたら、こまめに鼻をかんで鼻水を出して下さい。アレルギーで鼻水が出る時も同じです。鼻水はすすらないようにして下さい。免疫力を高めるために、たんぱく質・ビタミン類などをしっかり摂るようにしましょう。特にビタミンAは鼻の粘膜を強くする働きがあります。(看護師)

中耳炎は繰り返しやすく、発見が早ければ回復も早いため、鼻詰まりなどがある場合は早めに受診し、その都度しっかり治療することが勧められています。中耳炎のきっかけとなる風邪の予防対策を徹底するとともに、鼻水をすすらないこと、粘膜を強くする栄養素を摂ることも心がけると良いでしょう。


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