妊娠中の病気・身体の悩み

妊娠中の乳がん検診、受けても大丈夫?

女性にとって、定期的に乳がん検診を受けることは身体を守るための大切な仕事です。妊娠したことで乳がん検診の受診リズムが乱れることを心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

妊娠中のママからの相談:「妊娠中に乳がんの定期検診を受けてもよいでしょうか?」

30歳を過ぎた頃から2年に一度の間隔で乳がん検診を受けています。ちょうど検診を受けようとした矢先に、妊娠していることがわかりました。子供が産まれたらなかなか検診に行けませんし、間隔が開きすぎるのも心配です。マンモグラフィーは放射線が心配ですが、触診や超音波検査だけでも今すぐに受けた方がよいでしょうか。それとも産後まで待った方がよいでしょうか。(30代・女性)

妊娠中でも触診や超音波検査なら可能です

妊娠中でも自己触診で胸のしこりをチェックしたり、病院で超音波検査を受けることはできます。マンモグラフィーは放射線を使うので避けましょう。

まずは自分で行う触診により、乳房にしこりがないかを確認してはいかがでしょうか。自己触診の方法はインターネット上でも見ることができます。触ってみてしこりがあるようなら、受診することをお勧めします。(内科看護師)
妊娠中でも、超音波検査なら乳がん検診を受けることは可能です。マンモグラフィーのように微細なしこりや石灰化を映し出すことには適しませんが、触診ではわからない病変を見つけることができます。マンモグラフィーは放射線を使いますので、妊娠中は避けたほうがよいでしょう。(外科看護師)

しかし、乳腺が発達する妊娠中に、確実な検査は難しい

超音波検査や触診は可能ですが、妊娠中や授乳中は乳腺が発達するため、検査に痛みを伴ったり、鮮明に撮影できないことがあるなど確実な検査は難しいと思われます。

妊娠中や授乳中は乳腺が発達するため、検査に痛みを伴ったり、撮影が上手くできないことがあります。産後、授乳が終わってから検査を受けた方が、痛みも少なく、鮮明な画像を撮ることができます。妊娠中に超音波検査を受けることや、自分で胸を触ってしこりがないかチェックをすることもできますが、乳腺が発達しているので確実な検査は難しいと思われます。(産科・婦人科看護師)

不安があれば、まずは主治医に相談をしましょう

不安なら妊婦健診時に主治医へ相談したり、検査が受けられるか確認をしてみましょう。

妊婦健診時にも、医師がおっぱいの状態を確認しますので、気になるようでしたら主治医に相談してみましょう。(産科看護師)
不安があるならば、一度産科の主治医に相談すると安心するのではないでしょうか。そして検査を受けられる状態かどうか、確認してみましょう(内科看護師)

妊娠中でも、触診や超音波検査による乳がん検診は可能ですが、乳腺の発達している妊娠、授乳中は検査結果の確実性が低くなるようです。産後の授乳が終わったタイミングに受けるか、心配であれば産科主治医に相談してみましょう。


2015/05/13

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