お腹の張り

2015/05/16

妊娠中のお腹の張り、薬を飲まずに抑える方法はないの?

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妊娠中のお腹の張り、薬を飲まずに抑える方法はないの?

妊娠中、子宮が収縮して起こるお腹の張りですが、あまりに頻繁だと張り止めの内服薬が処方されることがあります。妊娠中に薬を飲むことに抵抗があるという相談者の方ですが、看護師さんたちは何と言っているのでしょうか。

お腹の張りについての相談:「お腹の張り。薬を飲まずに抑えることは可能?」

妊娠25週目でお腹が張って苦しいのですが、子宮が大きくなっている証拠だと思い我慢していました。お腹の張りを放っておくと死産の危険性もあると言われ、張り止めの薬が処方されましたが、妊娠中に薬を飲むことに抵抗があります。毎日適度な運動をしているのに便秘がひどいのでそれが原因かなとも思うのですが、薬を飲まずに張りを抑えることはできないのでしょうか。(20代・女性)

処方薬は指示通り内服しましょう

産科医が処方する内服薬は、お腹の赤ちゃんにとって安全なものです。自己判断で飲まずにいると早産や死産の可能性もあるので、きちんと内服してください。また身体が冷えるとお腹が張りやすいので、暖かくして過ごしましょう。

妊娠中のお腹の張りの原因は子宮の収縮や、お腹が大きくなることで子宮を支えている筋肉が伸びるなどがあります。しばらく安静にすると治まりますが、体調を整えることが大切なので張り止めが処方されたのなら、医師の指示通りに服用してください。(産科看護師)
処方された薬を飲まず無理な生活をしていると、早産や死産のリスクが高くなり自分だけではなく胎児も苦しい思いをすることになります。主治医から処方される薬は胎児に影響がない薬なので、きちんと内服しましょう。また、張りがひどい時は運動は控えてください。(内科看護師)

お腹が張る原因を知って予防する

お腹が張る要因は便秘だけではないようです。お腹が張らないよう気をつけるべきことを知っておきましょう。それでも張ってしまったときは、安静が必要です。

お腹が張っている時は動きまわらず、お腹を圧迫しないようクッションなどを使い楽な姿勢で横になり、張りが治まるのを待ちましょう。冷えもお腹の張りの原因になるので、特に下半身を冷やさないようにしてください。(産科看護師)
家事などで長時間立ちっぱなしだったり、買い物や外出で長時間歩きまわった後など、疲れている時にはお腹が張りやすくなります。意識して休息をとるようにしましょう。(形成・整形外科看護師)
妊娠中は大きくなった子宮の圧迫や、赤ちゃんに必要な栄養を送るためママの栄養や水分が不足して便秘になりやすいです。便秘がひどくなると、分娩の時に微弱陣痛になったり、産道が狭くなって赤ちゃんが通りにくくなる場合もあります。運動に加え、繊維質を多く含む根菜類・キノコ類・果物などを心がけて食べましょう。食事はよく噛むことでお腹の動きもよくなるため、しっかり噛んで召し上がってください。高脂肪のものや、洋菓子・チョコレートなど甘い物は消化が悪く脂肪によって便秘になりやすいので控え、水分は一日に2000mlを目安に多めに摂りましょう。(産科看護師)

妊娠中の内服薬に抵抗を感じる方もいらっしゃいますが、医師から処方された薬は安全なのできちんと飲みましょう。また妊娠すると便秘になりやすく、便秘がひどいとお腹の張りを感じやすくなりますので、排便を促す食事や水分補給を忘れないようにしてください。


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