6歳で近視?これ以上の視力低下を防ぐにはどうすれば?

近年はスマートフォンやタブレットなどの普及により、比較的小さい頃から目に負担をかける生活を送っている子どもも少なくありません。まだ6歳だが近視と診断され驚くママに対し、看護師さんたちは何とアドバイスしているのでしょうか。

ママからの相談:「両親とも視力はよいのに子どもは近視。悪化を防ぐには?」

6歳の娘が最近、テレビを見る時に目を細めていることに気づきました。遠くを見る時もよく目を細めているのでもしや近視ではと思い眼科に行くと、やはり思った通り近視で両眼とも0.8という結果が。まだ6歳なのに近眼が始まったのは母親として非常にショックでした。私達夫婦は目が悪くないので遺伝ではないと思いますが、これ以上の視力低下を防ぐにはどうすればよいでしょうか。(30代・女性)

目に優しい生活習慣を送ることが重要

近年近視と診断される子どもは少なくないようですが、生活習慣の改善である程度は予防できるようです。テレビを見たり読書をする時の注意点や、目のピント調節機能を鍛えるための方法などについてアドバイスいただきました。

子どもの視力低下の原因には、生活環境によるもの(後天性)や遺伝によるもの(先天性)があり、後天性のものなら生活環境を整え目の負担を軽くすることが大切になります。本を読む時やテレビを見る時は正しい姿勢を心がけ、テレビやパソコンの画面を長時間見ないようにしましょう。できればブルーライト遮断フィルムを画面に貼り、時々は遠くを見たり近くを見てピント調節機能の訓練を行うとよいでしょう。(産科看護師)
これ以上の視力低下を防ぐには「視力を低下させない日常生活を心がける」ということが最も重要です。例えばタブレットやスマホを長時間使わせない、本を見る時は姿勢を正して本から目を離して読む、テレビを見る時はある程度距離を置き長時間見ない、本やテレビを見る時は部屋を明るくするなどです。(看護師)
視力回復に効果的だといわれるアントシアニンを含むブルーベリーやDHAを含む魚類、ビタミン類を含む緑黄色野菜や果物など、バランスのとれた食事を心がけてください。また、小さい子どもは検査に集中できなかったり、上手く表現できなくて正しい判定ができない場合もあるため、視力検査は定期的に行ってください。(産科看護師)

遺伝の可能性もゼロではない

両親ともに視力がよいのに何故?と思ってしまいますが、遺伝の可能性も全くないというわけではないようです。

視力は、目の疾患などで近視となる先天性の疾患の場合、遺伝の可能性もありますが、多くの場合、後天性の近視であり遺伝は関係ないと考えられています。しかし遺伝だけで考えるのであれば、ご両親ともに近視でなくてもおじいちゃんやおばあちゃんなどの親族に何らかの目の疾患等による近視の方がいらっしゃれば、隔世遺伝ということも考えられなくもありません。(看護師)

遺伝の可能性も捨てきれませんが、視力低下を防ぐためにはやはり生活習慣の改善がとても大切なようです。読書をする時やテレビを見る際に注意すべき点や、目のピント調節機能を鍛える方法などについていくつかアドバイスいただいたので、ぜひ参考にしてみてください。


2016/06/30

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