母乳育児は痩せない!?出産前に知っておきたいその真相

一般的に母乳育児は痩せる!といわれていますが、中にはそうではない方もいらっしゃるようです。そもそも、なぜ母乳育児をすると痩せると言われているのでしょう。今回は母乳育児をすると痩せるといわれている理由と、痩せない場合の対策についてご紹介します。

痩せるといわれている母乳育児

母乳育児が痩せるといわれる理由は、母乳が作られるときに大量のエネルギーが必要だからです。母乳はプロラクチンというホルモンが乳腺に働きかけることによって、血液から作られます。作られた母乳は赤ちゃんが乳首を吸うことによって作用するオキシトシンというホルモンの影響で、乳房からポンプのように押し出されます。

母乳が赤ちゃんに与えられるまでのこの一連の流れによって消費されるエネルギーは、1日に約800~1,000kcalともいわれています。このことから母乳による育児はダイエット効果が期待できると考えられています。

母乳育児だけでは痩せない場合も

一方で、母乳育児をしているのに痩せないという人もいます。1日に大量のエネルギーを消費しているというのに痩せないのはなぜなのでしょうか。

それは、摂取カロリーが消費カロリーを上回っている場合が多いからです。その他にも、出ている母乳の量が少ないことなどが挙げられます。

母乳育児で痩せないときに注意したいポイント

(1) 水分補給はカロリーのないものを
授乳中はそうでないときと比べ、コップ約3~4杯分水分摂取量が多くなるといわれています。このとき、甘いジュースなどを飲んでしまうと、無駄なエネルギーを摂取してしまうので注意が必要です。授乳中はカフェインの過剰摂取にも注意が必要なため、以下の飲み物を参考にしてください。

◆水
◆麦茶
◆ルイボスティー
◆タンポポコーヒー

(2)適度な運動を取り入れる
消費エネルギーを増やすためには、運動が効果的です。産後の身体は骨盤が歪み、太りやすい体質になってしまうため、骨盤矯正効果が期待できる骨盤体操や、たるんだお腹を引き締める腹筋運動などがおすすめです。本格的なエクササイズをする暇がないという方は、赤ちゃんを寝かせるときにエクササイズを取り入れたり、赤ちゃんと一緒に散歩に出かけるなど、毎日身体を動かせるような工夫をしましょう。

(3)母乳に良い食事を心がける
母乳育児は消費エネルギーが大きいため、お腹が空きやすいといわれています。ここで脂肪分や糖分の多いチョコレートやケーキなどを食べてしまうと脂肪がつきやすくなるだけでなく、母乳の質にも影響が出てしまうため注意が必要です。以下の食材を積極的に摂り、バランスの取れた食事を心がけましょう。

◆大豆製品
◆根菜類
◆海藻類
◆きのこ類
◆ナッツ類

母乳育児だと痩せやすいといわれていますが、なかなか痩せない方もいらっしゃるようです。痩せないときはあまり神経質にならず、今回ご紹介した注意点に気をつけてみてください。


2016/08/31

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