2017/01/31

38℃の熱でも元気なら身体を動かして遊んで良い?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

38℃の熱でも元気なら身体を動かして遊んで良い?

幼い子どもは、疲れてもよく発熱します。時々高熱を出すが元気過ぎる我が子への対応について悩むママに対し、看護師さん達はどのようなアドバイスをしているでしょうか。

1歳児のママからの相談:「発熱時の過ごし方について」

1歳半になる娘がいます。今まで何度か38℃を超える熱が出ましたが、発熱中も動きたがることが多く、一日家の中に居ると走り回ったり飛び回ったりして大変です。熱があっても元気なことは安心なのですが、どの程度おとなしくさせなければならないのかいつも疑問に思います。高熱がある時は、出来るだけ布団の上でゆっくり過ごした方が早く回復するでしょうか。それとも、身体を使う遊びで気を紛らわせてもいいのでしょうか。(30代・女性)

38℃以上の発熱でも元気なら心配ない

子どもは大人よりも体温が高く、疾患がなくても一時的に体温が上がることがあります。38℃の熱があっても元気な様子であれば、心配はないでしょう。

体力を消耗させないためにも出来れば安静にしてほしいですが、じっと寝ているのは苦痛でしょうし、38℃の熱があっても元気にしていれば心配ないでしょう。子どもは大人よりも体温が高く、1日でも0.5℃前後変動するので風邪などの疾患がなくても熱が高い場合もあります。一時的なもので、上がったり下がったりを繰り返しても元気なら様子を見ていいと思います。(産婦人科看護師)
発熱した際に、機嫌が良い・普段どおりに食べる・水分が摂れる・尿の量も減っていないのであれば心配する必要はありません。無理に寝かせようとしたり、安静にさせる必要はないでしょう。本人が元気なら、遊ばせていても問題はありません。(看護師)

高熱が続いたり、いつもと違う様子が見られたら早めに受診を

何日も高熱が続いたり、元気がないなどいつもと様子が違う時は、風邪以外の病気の可能性もあります。早めに受診しましょう。

何日も高熱が続いたり元気がなく食欲もない状態なら、安静にさせたうえで病院を受診してください。また、麻疹やおたふく風邪など人に感染する疾患の場合は、いくら元気でも他の人との接触は避けて部屋の中で過ごすようにしてください。(産婦人科看護師)
40℃以上の熱がある・発熱が3日以上続いている・耳を触る・咳が酷い・呼吸が苦しそう・ぐったりしている等の場合には、中耳炎・肺炎・気管支炎・脱水症状が合併していたり、風邪以外で発熱を伴う病気である可能性もありますので早めに病院を受診しましょう。熱性けいれんを起こす子もいるので、様子をしっかり観察してください。以前に熱性けいれんを起こしたことがあるなら、熱が高くなる前に解熱剤を飲ませてもいいです。(看護師)

発熱時は、外出を避けこまめな水分補給を

元気があっても外出は避け、無理に熱を下げることはせず水分補給をこまめにしてあげましょう。心配なら、身体の部位を冷やしてあげましょう。

元気があっても、あえて外で遊ばせたり一日中外出することは避けましょう。また、発熱により病原体の増殖が抑えられ免疫機能が活発になるため、無理に下げようとする必要もありません。元気があれば、入浴してもいいでしょう。発熱により脱水の心配もあるので、こまめに水分補給してあげてください。(看護師)
熱がある時は水分補給を心掛け、心配なら脇の下や手首、首筋など大きな動脈が通る部分を冷やしてください。一気に体温を下げると腎臓に負担が掛かるので、冷やす時は一カ所だけにして長時間同じ部分を冷やすのは避けてください。(産婦人科看護師)

子どもの体温は疾患がなくても一時的に上がることがあるので、元気な様子があれば心配はないそうです。しかし高熱が続いたり、いつもと様子が違う時は早めに受診しましょう。発熱時は外出を避け、水分補給を行うこともポイントです。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加