妊娠中の眠気がひどくてつらい時の対処法は?

妊娠中は、身体が大きく変化してさまざまな症状に悩まされる方も多いですよね。相談者さんは妊娠中の眠気がひどく、子育ての合間に寝てしまうこともあるようです。妊娠中の眠気はなぜ起こるのでしょうか。また、対処法はないのでしょうか。専門家に相談してみました。

30代、女性からの相談:「妊娠中の眠気がひどい」

私は3歳と2歳の子どもがおり、さらに第3子を妊娠中です。しかし、妊娠してから常に眠気があり毎日辛くて悩んでいます。上の子たちは夜もしっかり規則正しく寝てくれるので、私の睡眠時間もたっぷりあるのですが、それでも日中眠くて仕方がありません。保育園に入れていないため、日中は家で私と子ども達だけで生活しているのですが、子どもが遊んでいても少しソファで座っているだけでいつの間にか寝てしまっています。運転中も眠気があるので、怖くて運転できません。家事をしている間は起きていられるのですが、少し休むと寝てしまいます。眠りつわりというものはあるのでしょうか。いつも寝てばかりいる私を見て、夫にはぐうたらな嫁だと思われていてなかなか理解されません。周りのママ友に聞いても私ほどひどい眠気を感じた事が無いらしく、誰にも共感されません。毎日辛いです。どうしたらよいのでしょうか。(30代・女性)

妊娠中はホルモンの変化や身体的負担により眠気を感じやすい

妊娠中は、女性ホルモンの変化や疲労、貧血によって眠気を感じることがあります。安定期に入る頃には落ち着く場合もあります。

妊娠期間中に強い眠気を感じるのは、ホルモンの変化や、身体的負担の増加による疲労などが原因と言われています。特に、妊娠により継続して分泌されるようになる、プロゲステロンというホルモンが大きく関係しています。吐き気や嘔吐など、一般的なつわり症状は、胎盤が出来上がってくる妊娠16週頃までに落ち着くことが多いとされています。しかし、妊娠中の眠気が続く期間は個人差が大きく、長い人では臨月まで眠気を感じていた、という人もいるようです。 (看護師)
妊娠初期に強い眠気に悩む方は多くいらっしゃいますよ。妊娠初期と言えば、つわりがよく知られた症状ですが、眠気も同じように女性ホルモンの分泌が増えることによって起こるものです。安定期に入るころには胎盤もできていますので、治まる場合もありますよ。また、妊娠中期には貧血になる妊婦さんも多く、貧血によって眠気が現れることもあります。(助産師・保健師)

眠気を感じたら無理をせず休もう

眠気を感じたら身体が「休ませてほしい」というサインです。無理をせずに横になりましょう。休めない時は、散歩に行くなど気分転換をしてみてもよいですね。

眠気を感じる時の対策としては、無理をせず、可能な限り眠気を我慢せずに眠ることが一番になります。眠くなるのは妊娠に伴う変化の1つですので、夜にきちんと眠れていても、昼間に眠ることに罪悪感を持つ必要はありません。赤ちゃんと一緒に休んでいると考えましょう。眠気は、周囲の人の理解を得にくいことも、辛さの一因となります。ダンナさんとはしっかり自分の身体の状態について話す機会を設け、ホルモンの変化によって強い眠気を感じることがある、ということを理解してもらいましょう。(看護師)
身体からの「休ませてほしい」というサインでもありますので、やはり寝ることが一番の解決策と言えますね。ですが、どうしても日中眠くなってしまいますよね。お子さまがお昼寝をされるのであれば、一緒にお昼寝をされてもよいと思います。妊娠中の症状は個人差が大きいので、周りの方のお話は参考程度になさってください。ご自身のお母さまや姉妹の方は、体質が似ているので、症状も似ることが多いですよ。眠気を感じたら、お子さまと一緒に散歩に出掛けたり、身体を動かすなどして気分転換を図るもの良いかもしれませんね。(助産師・保健師)

妊娠中は、女性ホルモンの変化や身体の疲労で眠気を感じやすい状態です。無理をせずゆっくり横になりましょう。休めない時は、散歩などで気分転換を図ってみましょう。


2019/07/31

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美