顔のアザだけ治りが遅く、残ってしまわないか心配です

しょっちゅうぶつけてアザを作ってしまう活発な女の子について相談がありました。顔のアザの治りが身体に比べて遅いため心配しているようですが、アザの予防や早く治す方法について専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

3歳児のママからの相談:「顔のアザについて」

3歳の娘のことですが、顔のアザがなかなか治らず困っています。とても活発な子で、どこでも走り回ってしょっちゅう転んで身体をぶつけてしまうので、たびたびアザができてしまうのですが、その中でも顔をぶつけてしまってできたアザだけ治りが遅い気がします。女の子なのでアザが残ってしまわないかとても心配です。ぶつけないように見ていてもきりがありませんし、何かアザが早く治る方法や予防する方法などあれば教えていただきたいです。(20代・女性)

顔の皮膚が薄いことが原因

顔の皮膚は身体に比べて薄く、内出血が透けやすいため、治りが遅く見えるようです。アザが残ってしまうことを心配する必要はないとアドバイスがありました。

ぶつけた時にできるアザは内出血を起こしてできるものです。皮膚の下の細い血管からの出血が皮膚を通して透けて見えているのです。血管から溢れ出た血液は次第に吸収されなくなっていきますので、いつまでも残ることはありません。場所によっては治るまでに時間がかかる場合がありますが、ご心配されているように「残ってしまう」ということはありませんので、ご安心ください。(助産師・保健師)
足や腕に比べて顔の皮膚は薄いので、出血が透けて見えやすく、治りが遅いように見えるのだと思います。予防法はやはりぶつけないことが一番ですが、活発なお子さまでしたらなかなか難しいかもしれませんね。自分のやりたいように思い切り遊ばせてあげることが大事な時期ですので、危なくない範囲であまり制限せずに見守ってあげてほしいです。(助産師・保健師)

ぶつけたらしっかり冷やそう

アザをひどくしない・早く治す方法として、ぶつけた患部をしっかり冷やすことが勧められています。

転んだり、ぶつけたりしてしまった後は、絞ったタオルやタオルに包んだアイスパックなどを利用して、患部をしっかりと冷やすことが大切です。冷やす時間の目安は24~48時間とも言われています。実際にこの期間ずっと冷やす続けることは出来ないと思いますが、ケガをしたら痛みや腫れが引くまではしっかりと冷やすようにしましょう。(看護師)
冷やすことで血管が収縮しますので、出血量を抑えることができます。また、お風呂で長湯をすると血行が良くなり出血を助長することもありますので、ぶつけた当日は長風呂を控えることも悪化を防ぐことにつながりますよ。(助産師・保健師)
冷やした後は基本的に自然治癒を待つことになりますが、治るまでにかかる時間はアザの程度によっても異なります。ひどいアザが出来てしまったり、治りが遅くて心配だったりする場合は皮膚科に相談してみてもよいかもしれません。(看護師)

顔のアザの治りが遅いように思えるのは、身体に比べて顔の皮膚が薄く、内出血が透けて見えやすいからだということです。アザが消えるのに時間がかかることはあっても、残ってしまう心配はないようです。アザの悪化を防ぐには、ぶつけた患部をしっかり冷やし、温めないようにすることが大切だとアドバイスがありました。


2019/09/30

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美